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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

創作再開に向けて

よし再開だぁぁっと思っても、なかなかすぐにはできない。そこで今回は作業部屋の整理とちょっとした模様替えからやってみることにした。

(今週の一枚)暑いのぉ(桔梗の夏🌞)

 

 少しずつ自分の時間を取ろうとしている最中なんだけど、連休があってもなかなかうまくはいかない。問題は前回の記事に書いた通りなんだけど、それでも少しずつ家にいて邪魔されない時間を作ることを考えつつある。

 今回はまず趣味とは別件で色々やっていた物事がなんだかんだ片が付きそうなので、作業部屋の掃除…というかどう使っていこうか考えることになる。

小さな作業スペース

 工作、創作、お絵かきなどなどすべての作業は机で始まる。これがないとどうしようもないし、作業しやすい空間はいい作品を生むと思う。だから心地いい作業机が欲しいのだが、実態を見ると…

(現状の机周辺、マッドな感じがする)

 当初の目的はジオラマを作り、着色や電子工作と簡単なソフトの組み込みなんかできたら面白いし、youtubeとかに投稿して閲覧数3とかで絶望するまでが計画に挙がっていた。

 残念なことに計画は中断となり、まったく別件で細かいことを調べることになった。写真のように1坪の部屋がめちゃくちゃミチミチな状態となり、大量の収納から作業する道具を机の上に出すととんでもないことになってしまう。ちょっと見せられない機材を外してもこのざまだ。

 写真では固定でLUMIXのGH4とG8で撮影しつつ、なんちゃって実体顕微鏡で拡大像を録画できるようになっており、各方向から光を当てることでできるだけ陰のない像を見たかったので自分の周囲がアームだらけになってしまった図だ。

 これとは別に、溶液、溶媒として短鎖のアルコールから芳香族やエーテルを使うことになったので、換気が必要となり、ダクトやサーキュレーターがぶんぶん回る。

 床部分もコンプレッサーやお手製クロマトグラフィーや簡易超音波洗浄機なんかが突っ込んであるのでもう限界である。

 …というわけで前後上下左右ミチミチな作業スペース・机なのだ。

 まぁかなり頭の悪い環境だ。

 

タスクの分割とスペースの確保

 本来、作業スペースは出来るだけシングルタスクにすべきで、1つの作業目的に対して道具をそろえて一つの机で完結すべきなんだけど、いくつもの作業をこの小さな空間でやろうとしたため、めちゃくちゃなことになってしまったのだ。

 そのため、これを綺麗にしようと思うと、当然、タスクを分けて3~5くらいの机に分けて作業空間や収納部に余裕を持たせるべきである。

 できる大人はそういうことがちゃんとできている。例えば、作業効率の高いある絵描きさんはラフと線画まで描く机とPC取り込み後に作業する机、出力して最終調整する机を分けている。

 こういった作業ごとにスペースを分けことができれば気分的にやりやすいというのもあるけど、もっと単純に作業に取り掛かる際の負担を軽減することができる。目の前に必要最小限の道具が置いてあればその行動しかできない。鉛筆と消しゴムしかなければ下絵しか描けないし、Gペンしかなければ、専用ソフトしか入っていないネット未接続のPCだけが置いてあれば…という感じで空間にやることを限定させられるので勝手に集中できる。

 まぁ、これは理想論で、自分のように作業分野が多岐になると机ごとにそれを割ると逆に作業効率が落ちてしまうことがよくある(家にそんな場所がないという理由もある)。そのため、単純にタスクを切ることはよくない。

 ただ、少なくとも有機溶剤の使用や機械切削、塗装は別でドラフトを作ることにして場所を空けることにした。大まかにやっていることを分けて、2つの作業空間にするのだ。

 作ると言っても大したものではない。メタルラックに板を張ってダクト(外へ)と送風機をつけて、LED電灯をつける。切削機材と掃除機と塗装用コンプレッサーを配置して完成である。ラックに備品を置けばすぐ作業できるようになった。実際、ちょっと試したがいい感じ。

 これで理屈上作業空間は2倍になるはずである。はずである。はずである?

(別室の一角がお手製ドラフトゾーンになった)

 

ちょっとしたお勧め用品

 この一年本当にいろんなものを扱うことになったんだけど、その中で買ってよかったものはあった。良い作業道具の選別で余裕をもって作業ができるようになるのだ。

 一つは精密ドライバーである。下は100円均一のものから電動式の何万円もするものまで幅は広く存在する。

 マイクロねじを回すと結構苦労する場合が多い。何十本もねじると手が疲れる。ねじを締める際には電動は有効だけど、開く際にはねじごとに締め込みトルクがバラバラなので結構危ない。しっかりグリップしないとねじがダメになる。とにかく小さいねじは面倒で弱っちいのだ。そのため、使いやすさを調べるためにドライバーを10本以上買ったんだけど、一番使いやすかったのがWera(ヴェラ)のミクロドライバー(写真上)であった。もっと高級な1本何万円もする手動のものも使ったが重いしコスパが悪い。また、ねじ山が崩れたり錆びてバキバキな時にすごく助けになったのがANEX(アネックス)のNo.3610-N なめたネジはずしであった。ねじは死ぬが作業は完結できる。

 精密ドライバーを使う予定のある人はWeraのドライバーを買っておいて損はないと思う。

 

 もう一つは机に敷くシートだ。電気工作をやる際、よくシリコンマットが使われる。これは耐熱性が非常に高く、持ち運びも楽なので自分もよく使っていた。

 今回はスペースが空いたので作業スペース全体にシリコンマットを敷くことにしたが、そこで一押しがワイズ クッキングマットL SM-307(上の写真で敷いてあるシート、アマゾリンク)だ。

 いくつかシリコンシートを物色したんだけど、これが一番作業しやすい。一般のシリコンシートはつるっとした平面にシリコンの弾力があってそれっぽく作業ができるんだけど、小さいものをピンセットでつまんだり、ちょっと触るとコロコロどっかに行ってしまうことがよくある。また、色々と枠や升が引いてあるものもあるが、見た目に反して実際は作業しずらい。しかし、このシートは程よく凸凹になっており、ポンと物を置いても落下部から小さい範囲でしか動かずとても安定して位置をキープしてくれる。もちろん小物を強く押せば飛んでいくけど、ちょっとした接触にはとても安定性がある。また、半透明なので下に何か模様ものをおけばなんらかの指標になる。自分は方眼のカットマットを敷いた。

 細かい部品がたくさんある作業をやる際にはこのシートを机におくと、作業性がとても上がる。おすすめだ。

 

 おまけは洗浄用の溶剤としてベンジンだ。

 洗浄に界面活性剤やアルコールをよく使うが、稀に全く歯が立たない時がある。エレクトリッククリーナーもいいけど、ちょっとお高い。そんな時はこいつ(成分はヘキサン)を使えば意外と楽に綺麗することができるのでお勧めだ。

 ただ、ちゃんと換気しないと爆発したり親油性が強い物質(特に石油系由来)が溶ける可能性ありなので、使う時には注意が必要だ。

 

一応整理してみて

 スペースが倍になったので結構使える空間が増えた。結構いい感じの模様替えになったんだけど、キツキツ感は若干軽減されたくらいか…という感じ。

 ただ、これで工作もやりやすくなったはずなので、やる気も上がってくるはずだ。

はずだろ。はずなんだ。

 

終わりに

 再開するというのは意外と億劫なものだけど、気分を少しずつ戻していって面白いものを作っていければうれしいな(^ω^)

 

 

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