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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

頭痛とめまいを考える

一気に寒くなり体に厳しい今日この頃、ちょっと頭痛とめまいについて考えてみた。

(今週の一枚)種から育てて咲いた花(ビオラ🌸)

 

ちょっとした恐怖体験とめまい

 季節の変わり目や急激に気温や湿度、気圧が変化すると体調が悪くなる。そうでなくても日ごろの不摂生がたたって、ちょっとしたことでもガタッと体調不良になることがある。

 そんな中で、去年、急にめまいがしてやばいと思ったことがあった。車両運転中であったから、さぁ大変だ。慌てて緊急停止、徐行して近くのパーキングでしばらく休憩することにした。ちょっとした恐怖体験だった。

 症状はぐるぐる回るようなめまいではなく、視界が上下してまるで地震が起こったようになってゆっくりであれば動けるがほぼ行動不能と言ってよい。自分がいかに視界に頼っていることを突き付けられた瞬間でもあった。

 さて、観察である。目をつぶるとその症状が治まること、開いて目を動かすとグラグラすること、吐き気や痺れなどがないことから、不幸中の幸いで、脳みそやその周辺神経・血管の異常ではなさそうなことがわかってほっとした。

 では、問題はどうやら目玉かその周辺だということで触ってみると、眼球がパンパンに張っていた。急性の眼圧上昇は一時的な緑内障(視界がぼやける)が疑われるけど、症状はグラグラするだけで視界はクリアだったので、眼球周辺の筋組織の痙攣が主症状で、二次的に眼圧が上がったのかと当たりをつけた。そこで、本当は良くない行為なんだけど、緊急避難的に眼球を強く圧迫して、その周りを揉み続けると徐々に柔らかくなり、同時に大量の涙が出て視界が回復することになった。

 

めまいや頭痛の診断の実際

 上で書いたようなめまいや頭痛は色々な原因で起こることが知られている。専門医であってもなかなか原因を特定することができない場合もあり、意外と長引く可能性もある。

 自分の経験した例を出す。以前、強い頭痛とめまいが出た知り合いがおり、その付き添いで脳神経外科に行った。その際、彼の脳の近く(滑車神経や視索)に問題があると診察を受けて大騒ぎになったことがあった。しかし、診察に使った断層写真や各データと診断に整合性がなく、担当医がこちらの問答にしっかりと受け答え出来ないことから、いくつか病院を周ることにした。そこで、最初の診察と全く異なり、緑内障による視力低下が引き起こした慢性的な緊張が頭痛の原因で、レーシックや眼科治療で治る程度のものだったことが分かった。

 まぁ、こっちは激おこプンプン丸である。ヤブにもほどがあるだろう。脳外は脳の専門家で自分の知りうる経験から話をしただけで、めまいの専門家でないのだからよくわからなかったのだろう。

 では、どんなことが原因でめまいが起こり、慢性の頭痛が起こるのかを調べると、実は明確な統計や統一した診断基準がないことがわかる。これは困った。

 原因も目とその周り、耳とその周り、脳とホルモンバランスや生活習慣病起因、遺伝病など多岐にわたるので、一概に言えないからだろう。

 

じゃあどうするか

 ビビらせるみたいに書いたが、実際に起こるめまいや頭痛の多くはそんなに激やばなものではない。1%くらいはやばいものがあるが、たいていは困ったものだなぁ的なものだ。それが悪化しないようにしたい。

 そこで、思いつく原因を上げて、その対処法を考えてみる。

 

寝不足

 「寝ない・寝不足」というのは非常に問題のある行動だ。下の動画で偉い先生が言っている(ちょっと話を盛っているが)ように、時間に追われて睡眠を削っていくと、結局損をする。

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 やりたいこと、やらなければいけないことがたくさんあって、我々睡眠時間を削っているが、寝ないと効率が落ちて結局ミスをするし、寿命も縮まっていいことはない。しっかり時間を区切って休み、眠り、仕事や遊びをするのが「できる大人」なんだろう。

 睡眠不足によって引き起こされる体の変調は、免疫低下によって風邪にかかりやすいこと、機能低下状態で頭を使うので強い負担がかかること、体のホルモンバランスや恒常性が崩れるなどであり、それが原因でめまいや頭痛に繋がる。

 対処方法は単純で「寝る」である。眠気がふわっと来たら、どんな格好でもいいから、目をつぶって、自分は今寝ていると意識して休む。できれば横になって寝れば5分だけでもかなり効果がある。とにかく寝る時間を増やすのだ。もし、ストレスで眠れないなら躊躇なく睡眠導入剤睡眠薬)を使って、眠るという行為を作り出さないといけないと思う。質は二の次で余裕があれば改善すればいい。

 

首痛・肩痛

 頭が痛いのは脳みそが病気だから頭が痛いのではない場合が多い。変な話だが、脳神経には痛覚はなく、痛いのは頭骸骨の外側の皮や筋肉とそれに這う神経になる。では、それらがどうして痛くなるかというと、別の部分が固くなって二次的被害で頭痛やめまいに繋がるのだ。

 よく言われているのが首や肩の痛みの伝播である。スマホをよく使う人は俗にいうストレートネックになる。デスクワークをする人はいかり肩になる。これは首や肩を本来と異なる位置で固定することで筋肉の緊張が癖になり、それが伝播して腰痛・肩痛・頭痛やめまいへとつながる。

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 一時的にストレッチやマッサージでそれを緩和することができるが、慢性的になるとどうしても痛みは消えないし、癖はなかなか治らない。

 それを解決する方法は、その原因のスマホやパソコンから遠ざかることである。しかし、そうやすやすとはできない。ゲームをしたいし、お絵かきしたいし、仕事をしないといけない。そこで、必要になってくるのは、長時間作業をする際はその作業ができる環境を整えることになる。

 スマホをポチポチするときに大切な姿勢はうつむかないことである。頭を傾けてずっと下を向くような姿勢だと後ろ側の筋肉全体に負担がかかるし、首の骨も歪む。長時間スマホをポチる際は頭を傾けず、スマホを持ちあげるのだ。寝っ転がってもいいし、わきを絞めてスマホを持ち上げてもいいから、首への負担を減らそう。

 デスクワークをする人はとにかく肩を張らないようにすることだ。例えば、キーボードを打っているとだんだん肩が上がってくる場合は椅子と机の高さを整えればいい。マウスを連打する場合はわきが締まるくらい近くにマウスがある方がいい。つまり、普通に何もしていない座っている状態をできるだけキープしつつ作業できればいいのだ。この場合、ゲーミングチェアは最悪の選択なので気を付けたい。

 

歪んだ姿勢

 我々は歪んでいる。性格も歪んでいるし、心もひねくれているが、体も歪んでいる。この歪みは左右の歪みもあるし、前後の歪みもあり、各部位ごとの遠近差の歪みもあることから、それを認識しても治すのはなかなか難しい。

 これは体を動かす際の癖と連動しているため、力を抜いてリラックスした状態で体を動かして生活できれば解消できるんだけど、生まれてから何十年も染みついたものを強制するのにはかなり時間がかかるので、かなり意識的に力を抜くことをしていかないとできないのではと思う。

 じゃあ無理じゃん、と思うかもしれないが、いろんな人がいろんな視点から解決法を探っているので、いくつか試してみて自分に合った健康体操を毎日やるようにすれば治る可能性はある。

 最近、こういったアプローチで有名になってきたのが「イス軸法」だ。

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 この方法は非常に面白くて、短時間で実に簡単にできるのだ。理屈はおそらく、膝のみが立った状態にして、お尻に仙骨をしっかりとロックできる状態にして背骨を立て、頭でバランスをとる状態を作っているから全体が整うのだろう。こうすることで全体的にかかる重力を分散させて、立った姿勢で各筋肉がお互い緊張しない状態を作り出せている。そのため、次の動きをストレスなく始動できるし、長時間の作業にも耐えうるのだろうと思う。

 自分はこの立ち姿勢を見た際、自衛隊のレンジャー隊員の気を付けの姿勢を思い出したので、運動をする人には何らかの関連性があるのかもしれない。

 まぁ、合う合わないは個人の感覚に依存するので、もっといいバランス体操を各人で見つけるのがいいだろう。

 

まとめ

 ぶつくさ書いたがこういうのは人によりけりだ。自分の生活習慣もあるし、いい医者に出会えるかもしれないので、自分にあったバランス調整方法を模索することが一番大切なことなんだろうと思う。

 自分の状態を観察して、いい方法を見つけようとしないと、痛みは痛いままになってしまうと思う。

 

終わりに

 よく寝て、よく食べて、よく運動をする。なかなか難しい命題だ(;´Д`)

 まぁ、一日最低でも6時間は寝よう(^ω^)

 

 

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