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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

首痛と肩こりを考える

長時間作業をしていると首や肩に異常な痛みに顔を引きつらせることがある。そこでどうすれば痛みを和らげ対策するか考えてみた。

(今週の一枚)🌸(絵を描く時間が( ^ω^)・・・)

 

 モニターに向かって作業をしたり、テレビに向かってゲームをしたり、机に向かって絵を描いたりなど長時間にわたって同じような姿勢でいると首やら肩やらがこって動かしずらくなったり引きつけのような痛みを出すことがある。

 また、ひどい場合はその痛みが長引いて思考や運動に支障が出ることもある。

 こういった不調をどうしようかと考えると、まず痛みへの対処、次に慢性化の予防となり、何かの拍子に再発した際の備え方になるんじゃないかと思う。

 それぞれについて所感を書いてみる。

 

痛みへの対処

 痛みとは何だろうか?…なんて高尚ぶってぶつくさ言うよりもまずは対応策である。

 

痛いところが硬い時

 患部を触ってみて、かちんこちんに硬かったら揉む。

 揉み方にはいろいろあると思うが、ただ揉むのではなく筋肉がリラックスする状態で処置しないといけない。首の右側が痛いなら右側に頭を傾けて少しでも右首の筋肉が伸びないようにしてから揉まないといけない。

 筋肉を引っ張った状態でぐにぐにすると炎症が起こってしまい腫れたり痛みがさらに増してしまうことがあるので、痛みを消す意識ではなく筋肉をほぐすことを強く意識して揉んでいくことがおすすめだ。

 

痛いところが柔らかい時

 幹部を触ってみて、痛いのに硬くない時は揉まない。揉んでもほとんど効果がない。

 では、どうすればいいかというと痛い場所をリラックスさせつつ動く。例えば、首の右側が痛いなら頭を右側に傾けて痛いところをリラックスさせる。その際、意識して縮めた部分に力を入れないようにする。つまり、周りの筋肉で痛い部分をフォローしてあげて筋肉を休ませてあげるのである。極端に曲げるとフォローしている部分に負荷がかかってしまうので、少しだけ曲げてあげることがコツである。

 曲げた状態を維持してそのまま作業をしていれば、痛みが徐々に和らいでゆく。痛みが変わらないのなら曲げる向きを少しずつずらしてゆく。ポイントが合うととても楽になる。

 

理屈

 さて、なんでこんな対応策を考えたかというと、同じような痛みの状態でも筋肉やその周辺の状態によって痛みの原因が変わるからである。

 痛い場所がかちんこちんの場合は痛みの原因が筋肉の硬直による神経の圧迫であるから、当然、その筋肉を柔らかくすれば痛みはなくなるはずである。かたい場所と痛い場所が一致するなら、シップを張ってもいいしビタミン剤を飲んでもある程度効果がある。筋肉を傷つけないようにリラックスさせよう。

 痛い場所が柔らかい場合は結構面倒くさい。筋肉が柔らかいのにその場所が痛いということは別の場所が原因か、そこいら一体が歪んでいるか、筋肉と筋膜と他筋肉のどこかが引っ掛かっているか…など原因が特定できない。

 腕のいい理学療法士やスポーツ系の整骨院の先生ならわかるんだろうが、素人にはよくわからない。そこで考え方を変えて、何らかの「動きの延長」で痛みが出ていると考えた。もう少し細かく書くと、痛みが現出している場所はどこか別の部分との連動で痛みを引き継いでる。痛い部分を緩めて体を動かし続ければ、体は色々な筋肉を使って姿勢を維持しているので、全く同じような動きをしても使う筋肉は全く別になる。この動きによって、勝手に体がバランスを調整していたい部分の緊張を緩めてくれるのではないかと考えた。

 

慢性化の予防

 無意識に同じような姿勢をしていると同じようなところが痛くなる。つまり、その姿勢は体のどこかに強い負荷がかかってしまい問題が生じていることがわかる。

 そこで、その姿勢にならないようにすればいいのでその対策をする。

 

体を動かす

 まぁ誰でも思いつくけど、10分おきくらいに姿勢を変えたり痛くなりそうなところを動かすことで筋肉をほぐしつつ、集中力を維持するために血の巡りをよくしようとする。

 もしくは意識的に少しずつ姿勢を変えて、同じところに圧がかかり続けないようにすれば、痛みが出にくくなる。

 姿勢を変えるだけではなく、椅子を引いたり、足を組んでみたりなどいろいろ試してみると痛くなる姿勢、痛みがなくなる姿勢が見つかってくるので、いくつかのパターンを見つけてそれをローテーションすれば結構効果的なんじゃないかともう。

 

視線を意識する

 意外と無視されがちなのは目線である。例えば、首が痛いなぁという時に首を動かしたとしても、見ているものの位置や使う道具の状態は変わらない。そのため、かなり意識をしていないと痛みの出る姿勢に知らず知らずのうちに戻ってしまう。

 これをどうにかするためには目線を動かすことが結構重要になる。例えば、集中していると同じものをじーっと見てしまう。これによって眼が固定され、首が固定され、肩が固定されて…といった具合に全体が硬くなってしまう。これがすべての原因ともいえないが、ある程度意識することでほんの少しだけ体をリラックスできて、集中力を維持しつつ長時間作業ができる。

 方法はとても簡単で、一点を長時間見つめている場合はほんの数センチ外した部分をちょっと見るだけである。その際、眼だけを動かすのではなく首や肩をほんの少し連動させて動かす。こうすると大きな筋肉の緊張は維持したまま小さな筋肉が一時的に弛緩して結構楽になる。

 

道具の位置を見直す

 人によって使いやすい道具というものがある。椅子であったり、机だったりはその最たるものであるが、パソコンを操作するならマウスだったりペンタブだったりと指先の代わりになるものもある。

 適切な姿勢(どこか一点に負荷がかからない姿勢)というものは作業の状態で変わる。液タブを使って絵を描いている人とモニターに向かって絵を描く人では全く姿勢が異なるし、その中で使う道具が違うとさらに細かい部分の負荷も異なってくる。

 その中で意外と見過ごされがちなのが見る対象の位置である。モニターだったり紙だったりのことだ。リラックスした姿勢だと思っていてもパソコンで作業していると異常に肩がこったりすることがあるが、これはモニターの位置が高すぎたり、左右どちらかによっていたりするためだ。逆に言ってしまえば、見る対象を基準に机やいすの位置、マウスや鉛筆の場所を決めると負荷がかかりにくくなる。

 一般的にはいい椅子、いい机、いい座り方なんてものをその物や行為自体から説く人がいるが、見ているものの場所から逆算してゆく方が効率的なのではないかと思う。

 

再発の備え

 対応しようが予防しようが、痛いときは痛い。では、どうすればいいのか…というと、痛くならないといいなぁ~とお星さまに願うのではなく、必ず痛くなると覚悟してその時に備えればいい。

 

痛かった原因を覚えておく

 自分は特定の場所が急に痛くなることがある。特徴的なのが右胸が急激圧迫されて嫌な汗が出る場合である。見る人が見れば狭心症、つまり、心臓の病気なんじゃないかと疑うかもしれないが、違う。

 原因は体の中ではなく姿勢にあった。痛くなる時は決まっていて、胸を張って少し顎を上げてキーボードをひたすらたたき続けた時である。つまり、痛みの原因は長時間胸の筋肉を引っ張り続けて大胸筋の腕側の付け根部分が軽い肉離れを起こしたことだった。

 そこで備えとしてはどうしてこうなったかを覚えておいて、痛みが来たら痛くなくなる姿勢や動きをあらかじめ準備しておくことである。上の症状が出た際は少し胸を屈めて顎を引いて作業をすれば、すっと痛みは和らぐ。

 各個人にはそれぞれ痛い痛いポイントとなる癖が存在する。一番いいのがその癖を辞めることであるが、なかなかそうもいかないので、特定の対応策を用意することで痛みと付き合うことができる。

 

防波堤としての薬

 自分でできることには限界があるので、かかりつけの治療師を見つけておくのはひとつの手なんじゃないかと思う。ただ、腕のいい人にかかると一回の治療で1万円くらいはさらっと取られることがよくあるのでコスパは悪い。

 そこでお薬の出番だ。筋肉には湿布、体全体には痛み止めなんかがいいだろう。ただ、目には目薬がいいかと思いきや市販のものはほとんど効果がない。目に問題があるならおとなしく眼科に行った方がいいだろう。

 薬に関しては常用すると効きにくくなったり中毒症状を出す場合があるので、やばいと思った時やどうしても外せないタイミングで使うべきだろう。

 具体的には湿布でバンテリンや鎮痛剤でロキソニンを持っておけばいいと思う。それ以上高い薬品濃度のものは日持ちも悪いし使用のタイミングがとても難しいので常備薬には向かないと思う。

 

終わりに

 なんか痛いのやだなぁと思って忘れないように書いてみた。

 一番いいのはリラックスモードでビーチでハンモック寝っ転がってフルーツジュースを飲むことなんだろうけど、なかなかそうもいっていられないのは困ったものだ(^ω^)

 

 

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