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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

体調不良を治す方法

1か月ほど超絶調子が悪かったのでしばらく休んでいた。その際どう考えてどうやって調子を戻したかを書いておこうと思う。

 

原因と体調の経過を知る

 なんとなく調子が悪いと感じるとしょうがないかなぁとほおっておくことがほとんどだと思う。しかし、ググっと体調が悪化する場合は違う。なんとかしてなぜそれが起こったかなるべく古い原因を思い出した方がいい。

 これは痛みや不調は最初小さいとしてもそこから同心円状に広がってゆくからで、薬や各種医療で症状を抑えたとしても、その原因を押さえないとその治療が対処療法にとどまって全体の回復が遅れるからである。

 具体的には日常における「変化」を追うべきだろう。最初にお腹が痛くなったのなら昨日食べたものが悪かったのか、服装はどうだったか、気候はどのように変化したなど、そのお腹を中心に身の回りの変化を思い出すだけでいいので、原因を突き止めておくとずいぶんと対応が変わってくる。

 今回の自分の場合、原因ははっきりしていて、9月終わりから10月にかけて急激な温度の上下と仕事の過労が重なって一気に体調が悪くなった。また、その体調変化も、お腹の痛み、全体の倦怠感、軽い鬱、取れない疲れという感じで症状が広がっていったんだけど、結局のところ、最初の温度変化によって起こったお腹の中の不調が体調悪化のすべての原因だった。

 少し長引いてしまったので、お腹の状態を治しても、体全体の状態が上向きになるのはしばらくかかってしまった。もっと早くこういったことを考えて動いておけば良かったと反省している。

 いずれにしろ、不調には必ず原因の根っこがあり(加齢や遺伝病などの例外もあるが)、全体がなんとなく悪くなるということはないので、しっかりと自分の生活の状態とその変化を見つけることでその根を断つことができる。

 

なるべく食べる

 原因の根っこを見つけて治ったとしても、それによって起こった2次的な体全体の不調はまた別個で治す必要がある。だるいとか熱が下がらないとか、節々が痛いなんてちょっとした不調が続く場合は病院に行って薬をもらう必要があるが、こういった薬はだいたい消炎剤やステロイドなどの痛みや状態をごまかす薬品が多い。炎症を抑制したとしても、痛い場所を治すのは基本的に自身自身であり、薬は体が頑張って病原を消すまでのお助け程度の意味合いしかない(それでもあるとないとでは全然違うけど)。

 つまり、自分の体の不調や病気をやっつける機能がヘッポコだといくら薬を飲んでも体の不調は治らない。…では、そのヘッポコをしっかり働かせるために必要なものは何かというと、ずばり「水」と「糖」である。

 デトックスを考えると、いつもより汗をかいたり、おしっこをすることになる。この行為は代謝が向上するということと同義になり、体がそれをするためにはその担い手である水が必要不可欠である。また、免疫を行う血液細胞なり代謝を行う筋肉細胞を活発に動かすためには糖分がないとうまく働かない。

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 よく「糖分の取りすぎで体調不良」なんてクソ情報が流れるが、大概はダイエット商品を売りつけようとするクソ企業の嘘なので、ちゃんと糖分は取るべきである。

 今回の自分の症状の核はお腹からの栄養補給が滞ったことで、放置で全体の病状を長引かせてしまった。しかし、ボーっとしてるとこれには意外と気づかないものである。

 ふと気が付くと、ドンドン食が細くなっていたし、水も飲まなくなっていた。こりゃヤバイということで意識的に食べるようにしたし、水分補給を気を付けるようになったら状態が上向くようになったので、なんとなく不調の方はこういった基本的な水分・栄養補給には気を付けた方がいいと思う。

 しかし、元々食の細い人やすでに胃腸が弱っていてなかなか物が食べられないなんて人がいると思う。そういう時は「ポカリスエット」である。ごちゃごちゃ言わずに1日一本飲んでおけばずいぶんと違う。コーラやお菓子でもいいんじゃないかなんて人がいるが、糖分の吸収や整腸することを考えると手軽に飲めるこの大塚製薬の商品が一番効果がある。OS-1アクエリアスなど他の経口補水液(スポーツドリンク)もあるので、色々試してみてもいいと思うが、自分としては口当たりが悪かったり効果が薄かったりして最終的にポカリに落ち着いた(個人差があるかもしれない)。

pocarisweat.jp

 

とにかく寝る

 よく食べた後には当然よく寝るべきだ。当たり前だが、出来ていない場合が多い。自分の場合、基本的に6時間前後が平均睡眠時間だったが(普通でも少ない)、体調不良前後では4時間半程度しか寝ていなかった。明らかに睡眠不足である。

 そもそもなんで眠る必要があるかというと、脳や体は色々な状態の整理に専用の時間が必要だからだ。起きているときは色々な人に会ったり色々な情報に触れて頭の中が徐々にいっぱいになる。満杯になると何が必要で何が不必要な情報か取捨選択できなくなる。もし、脳みそがいっぱいの状態で新しい情報が入ってきたら今ある情報を適当に捨てることになる。こういったオーバーフロー状態が続けば頭の中が混乱して正しい判断ができなくなるので、それを避けて整理するために、寝る。体の場合も同様で、起きている際、外部からの影響によって体は種々のダメージを受けるが、その対応にあたって脳みそとの連絡を再配置したり、傷ついた箇所を修復したりするために一旦細胞単位で信号のリセットをして準備をする必要があるので、寝る。

 では、どのくらいの長さ寝ればいいかというとはっきりしないことが多い。教科書的には質の良い眠りを7時間以上することによって体をメンテナンスすることができるなんて言っているが、適度に運動をして疲れ、ストレスのない状態を作り、自分の体に合った寝具でぐっすり眠るなんてことができる人はほとんどいない。

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 では、どうすればいいかというと、とにかく「できるだけ長い時間寝る」が体調を戻すためには一番の答えではないかと思う。眠りが浅い人なら睡眠薬を処方してもいいし、空き時間に椅子でちょっと寝るのもいいし、とにかく少しでも目を閉じて寝る行為をすべきであると思う。

www.otsuka.co.jp

 何故かというと、体調不良の際は、どうしても眠りが浅くなり睡眠の質が必ず低下するからである。これにより睡眠時間当たりの回復量が不足する。だから、寝る時間が多めにしてカバーするのである。もちろん、これを機に高級な寝具や抱き枕を買ってもいいし、マッサージに行って寝るのもいい。大切なことは体調不良の場合、「寝る量(時間×質)を普通よりも増やす」という点であると思う。

 

SNSは使わない

 自分は一日20分程度SNSをする。絵を投稿したり、綺麗な作品を見て嫉妬したり、ちょっとした会話をしたり、噂話を聞いて楽しむ。しかし、その楽しみもなんだかんだストレスになっていることがある。自分の絵の評価が気になったり、他の人が何をしているか気になる。はっきり言って、実生活には全く関係のない世界の情報に振り回されているわけで、それが人生のスパイスになれば素敵なことであるが、ハバネロになってしまえば毒である。

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 自分はある程度線引きができていると思うが、それでもそういったストレスを感じてしまうことがあり、一日何時間もやっている人ならそのストレスは何倍も大きいだろう。もちろん、体調が普通ならそれは何のことのない楽しみの一つなのだろうが、体調不良の際にはそれは邪魔者以外の何物でもない。

 日ごろ挨拶をかわしたり、気になっている人達の近況を知ることができなくなるのは苦痛かもしれないが、その苦痛よりも目を休め、空を眺めることに時間を割くことで脳みそに与える影響を減らす。

 そうすることによって余った時間を体調管理に振り分けることができるので結構大切なことになるのではないかと思う。

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 上の記事のように騒がれ始めているし中毒にはなりたくない。しかし、今の我々にはSNSが生活の一部となりつつあり、1日中それなしというのは難しい。そこで、体調管理をしなくてはならないという理由を付けて一旦リセット期間を作り、SNSとの距離感を見直すことができれば今後のQOL上昇に役に立つのではないかと思う。

 

楽な運動をする

 自分はランニング否定派である。はっきり言って体を酷使して何かいいことがあるのかわからない。もちろん、肉体労働やスポーツの基礎作りには大切なステップの一つであるが、健康のためには何ら付与しない。走ることは脳内麻薬を出す行為の一環なんじゃないかとも思っているので、趣味としてはいいとしても体調管理には使えない。

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 しかし、適切に軽い汗をかく程度の運動は必要である。先に書いたように、発汗し、水と糖を取り、良く寝ることで代謝を回復しようとするのなら、それを援護するためにはそれなりの運動を考える必要がある。特に、体調不良の際にはいつもより楽で体に負担のない動きをする必要がある。

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 毎日30分程度ゆっくり歩くのが一番有効なのだろうけれど、時間が取れなかったりだるくておっくうになることがあると思う。通勤通学がそれに変わる準備運動になるかもしれないが、リモートワークなんてものが推奨されたらそれもなくなってしまう。次善の策としてはラジオ体操だろう。たった3分で必要な部位に軽い刺激を与えることができるのでかなりお勧めになる。

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 それもなかなかできないなんて人もいる。めちゃめちゃだるいとか、覚えるのが面倒だなんて場合もあるだろう。そんな時は何がいいかと考えると、中山きんに君考案の楽々スクワットではないかと思う。

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 これは結構衝撃的で、老人ホームでもできそうなくらい楽だし場所も時間も取らない。朝晩これをやれば最低限の運動確保になるし、もうちょっとやりたいなら彼考案の10分程度の簡単有酸素運動がすごくいい。

 …とにかく、自分の体調に合った「長続きできる運動」を選ぶことが重要だと思う。

 

終わりに

 結局、健康の秘訣はよく食べて、よく笑って、よく寝るっていうことなんだけど、なかなかできないんだよね(;´Д`)

 まぁ少しだけ意識を健康に向けて元気に楽しくやりたいものである(^ω^)

 

 

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