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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

コロナな日々の安全をどうとるか

最近生活環境が変化したためか気づかないうちに新しい出来事がいくつか起こった。変化は喜ばしいが果たして大丈夫なのかを考えてみた。

 

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(今週の一枚)彼の名前は黄金卿(pixiv

 

 日々生活をしているとあれ?これ大丈夫かなと思うことがある。一方で、まぁこのくらいなら問題ないよねと流していることも多い。知らずしらずのうちに思い込みを含めた自分の判定基準でその安全かどうかを判断しているが、それも少しずつずれてきた。そのずれは年齢による変化だったり知識の積み重ねだったり様々な要素が関わるが、その中で一番大きな影響はやっぱりコロナに伴う生活環の大きな変化じゃないかと思う。 マスクやワクチンなどと違って、意識しなければ気づかないようなコロナ後の変化がそこらじゅうであるみたいなので、流してしまいそうな変化と安全評価を備忘録的に書いて忘れないようにしておこうと思う。

 

信号機と事故

 よくいくスーパーのすぐわきの十字路はちょっと問題があって、一つの道が脇道のようになっていてとても細い。十字路と言えば聞こえはいいが、実際はT字路+細道みたいな作りになっていた。最近、その細道に向かって軽自動車が突っ込んでよく事故になりそうなインシデントが多発した。原因ははっきりしていて、その細道とT字路の合流には車両用・歩行者用の信号や横断歩道がなく、コロナ以降歩行者・車両両方の通行量が増えたために、合流がどうしても引っかかるためだった。その細道は奥にある住宅街からスーパーに抜ける近道で結構な量の自転車や歩行者が通過しているんだけど、そこで事故ると結構大変な混雑になってしまう難所みたいになっている。

 インシデントが多くなったからかついにその細道の出口(十字路の合流)に車両用の信号が増設されしっかりとした十字路と言う扱いになった。

 これで車両の動きが抑制されてこういった事故が無くなるのかと思いきや、その逆で、ひどい時には毎日一回事故が起こるようになってしまった。

 車両の方が信号通りに動いているので、速度を緩めることなく細道に侵入するようになったが、歩行者の方が信号が設置されたことを知らないようで、車両を無視して突っ込んでくる。今までは信号がなかったためお互いが牽制しあって何とかなっていたのだけど、そのバランスが崩れたため事故率が増加した困った状況になった。

 まぁ今後歩行者用の信号もつくようになるんだろうけど、単純に信号が付いたから安全と言うわけではなく、むしろ気を付けなくてはいけないということを考えると、単純に何かしたから安全になるというわけでなく、状況が変化した場合は危険が伴うという示唆なんじゃないかなぁなんて思った。

 

タバコと健康

 自分は付き合い程度には煙草を呑むんだけど、その摂取量が極端に減ってきた。何も健康志向に目覚めたわけではなく、そもそものタバコを吸う機会が減ってきたからである。

 なにか会議があった後、喫煙所で相談したり、飲み会で…のようにコミュニケーションツールとしてタバコを使っていたのだけど、それがほとんどなくなってしまった。

 タバコを出汁にして、人とサシで話す機会がなくなるということは人と本音で語り合う機会が減っているということなので、心の健康という意味ではあんまりよくない傾向なんじゃないかと思う。よくタバコは癌に繋がるとか麻薬だとか臭いがヤバイと言うネガティブな面が強くアピールされるが、気持ちを落ち着けるとかそこでしかできない話をするとか一服のために時間を作る余裕を作ると言ったマインドをリセットしたり他人と共有する嗜好品としての価値が低く見られているなぁと改めて実感した。

 ヘビースモーカーは明らかなニコチン中毒なので自分も嫌悪するけど、心の安全のために喫煙行動がなくなってしまうのは自分にとっては良くない変化なんじゃないかなぁと思う。 

 一概に体にとって有害な行為や事象であっても、集団としての潤滑油的な価値であったり、心にとって有益な行動と言うものはタバコだけでなくたくさんあるが、大切なのはそれが減少した際の影響がどの程度出て有益化どうかをいくつかの角度で見る必要があるんじゃないかなぁなんて感じた。

 

マイニングと利益

 コロナで家にいる機会が増えたので、趣味と実益を兼ねて始めたGPUマイニングなんだけど、熱や機械の安定運用について勉強させられる点が多々ある。

 機械の調子、マイニングサイトの支払い率、仮想通貨為替の大きな変動が常にあって、ただ掘っているだけでは利益化が遠のくし、のめり込むと失敗しそうな恐ろしさがある。

 そんな仮想通貨を多く得ようとすると、当然機械に無理を強いるので機械自体の寿命が減るし、無理をさせる分、排熱が大きくなって出火の危険性がググっと増加する。

 一日中機械のそばに寄り添っていればいいかもしれないが、実際はあっちこっちに動き回っているのでそういうわけにもいかず火事の要素を含みながらの運転になる。

 さて、その状態でどう安全マージンを取るかと言うと、一つの方法がその機械の能力の限界を知ることでどこまで動かしていいかを知るという方法と、安定する数値(この場合機械の温度)を基本にして機械を運用する方法があると思う。

 利益を得ようと思うとやはり一旦限界まで機械を動かしてみるとはっきりと利益線が見えてくるし、機械の運用が上手にできるようになるから一回はやるべきなんだと思う。

 しかし、こういった機械は人によっては何十も動かしたりする人もいるのでそういった細かい運転ができない人が多い。そう言った場合、マスの利益を優先させて安定値を軸に運転させることになるので効率は落ちるが大きな儲けになることには違いない。

 つまり、利益や時間が限られている中では物の数と大きさによって安全の取り方や利益の意味が違ってくるんじゃないかなぁなんて思った。

 

在宅ワークと過労

 コロナが大騒ぎになった当初、在宅での働き方が推奨されるようになった。かくいう自分も寿司詰め通勤電車から解放されるのは喜んでいたし、家にいながら仕事ができるなら、移動時間が減って自由な時間が増えてwin-winじゃん!なんて思っていた。

 しかし、ふたを開けてみるとそういうわけにはいかず、在宅前と比べるとむしろ仕事に裂く時間が増えてしまった。

 何でこんなことになったんだと在宅ワーク前後の自分の動きの変化を追うと見えてくるものがある。通勤が減った、朝のルーチンの準備がなくなった、テレ会議が増えた、メールのやり取りが激増した、ネットでの多人数のやり取りが増えた、少人数でのやり取りが減った、ネットでやり取りをする人の人数が増えた…と言うのが自分の変化だった。

 問題を簡単に書けば、対応しなければいけない人の数が倍になって、そのコミュニケーションでパンクしたというところだった。

 やり取りが楽になった分、気軽にやり取りをするようになり、仕事が増えるというのは何とも皮肉な話であるが、働き方の変化は必ずしも我々の生活を豊かにしてくれるのではないと分かったのはいい勉強になった。

 不必要な仕事がなくなれば人は趣味や自由時間を得たり、休む暇ができるはずなんだけど、実際は何を不必要か定義しないと必要が増えてしまうのはある意味面白い結果かなぁとも思う。

 何かを作ったり、何かを売り買いすると言った行動は規模が大きくなると、仕事の多くが他人とのすり合わせになるので、そのやり取りの流れが変化する場合は、それをまとめたりバッファになって仕事をする人が新たに必要なのかもしれない。

 自分はぶっ飛びそうになったので、結局間に2枚の関係者を入れることで直接対応する人の数を半分以下にして乗り切った。

 安全に相手とやり取りをしたり仕事をするためには適切な休みと集中が必要だが、世のシステムが変化した際、それを上手くかわす方法を予め探っておく必要があると痛感した。

 

終わりに

 変化と言うのは必ずしもいいことじゃないけど、変化しないということは老いさらばえるということなので、安定と不安定はバランスよく取り入れないといけないんだなぁなんて思う。

 変わるのはいいけど、なんだかんだ慣らし期間は必要だよね(;´∀`)

 

 

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