時間がないけど、やっておかないといい加減忘れそうなので、エロCG集を再開することにした。今回は準備の云々の備忘録的な感じ。
(今週の一枚)ちゅーちゅー(🦋の季節)
振り返って現状認識
なんだかんだで休止から2年たっていた(;´Д`)
正直なことを言ってほとんど忘れていて、たまたまPCのデータをスクロールしていたら偶然見つけて唖然とした。こりゃイカンということで、とりあえず現状確認とすることにした。
(サムネ状態でCG群(エロが多いのでぼかした))
ざっと見た感じ、完成絵が240枚、没絵50枚(各差分込み)となっていて、セリフと擬音の差し込み待ちで製作は止まっていた。
ストーリーラインは現代→過去→現代みたいな感じで、過去の回想がメインストーリーになっている。
あとちょっと整えればこれでも売れそうであるが、読み返してみると間抜けな間違いやストーリーのいびつさ、シーン間の流れの悪さなどの悪筆が散見され、過去の自分を見てちょっと恥ずかしくなった。
まぁ、その他作品も完成するといつもこんな感じだったので、ある意味個性なんだろう。
どうやって作っていたか
キャラクターについては基本的に顔・立ち絵・エロ体位見たな構成になっている。
差分を作るうえで、表情の変化は大切なので、テンプレ顔、2次テンプレ顔、実際にCGに使用時に加工みたいな感じになっている。
(キャラの2次テンプレ、これをさらに差分化)
また、立ち絵に関しては数パターン作って、使えそうなやつを表情差分で会話パートに使っていた。立ち絵の会話があまり多くないので、ちょっと賑やかし的な感じを意識していた。
(オークとの会話シーン)
肝心のエロに関しては、基本CGを数枚作ってそれを元絵とし、それを差分作成したものを組み合わせて一つのシーンにしているオーソドックスな作成スキームになる。そして、ニッペルフのエロCGにおける「売り」が差分になる。これはちょっとだけ姿勢が変わったり、表情変化を豊かにすることを意識して作っていたので、出来としては結構いいのではないかと思う。
ただ、差分間の顔の整合性が崩れているものがあるのでちょっと悩ましい。
(あるシーンの差分、上半身だけでもなんとなくわかる感じ)
絵だけ見返してみれば、それなりに見れる程度には完成していたことがわかりちょっとほっとした。
問題点を思い出す
見返しているとなんとなく思い出してきたが、途中で作成が詰まったのは時間の問題以外にも作成にスタックポイントがあったからだ。それは「詰め込み過ぎている点」である。自分の作画は普通の作品と比べても1枚当たりの情報量が多く、目ん玉にガツンと来る。この絵柄の絵を何枚か重ねて吹き出しを作ったり、漫画のようにコマを作って物語にしているので、なんとなくわかりにくい作りになっている。
(困惑を表現する一枚)
例えば、上の一枚だけど、ある提案に悩んで困っている瞬間だ。構成はアップの顔とその表情変化になるけど、困惑を強く印象付けしたいなら左のコマは切って別の一枚を作ったほうがいいかもしれない。左のコマがあることで漫画チックになるけど、読む人にわわかりづらい。
その上に、文字が乗るわけだけど、その文章もくどい。ここでは載せないけどくどくどと説明が続き、わかりやすくしようとして逆にこんがらがっているように見えた。
上手な人や慣れている製作者ならそれも作品の味になるが、自分は隙間時間で気の向くままに組み立てているので、バランス調整が全くできておらず、文字が邪魔をして作品のアクになっていた。
以前も作成終盤にそれに気づいて思わず顔が歪んだのを覚えている。
つまり、問題は重たいCG絵に対して、どの程度ストーリーや会話を載せるかを考えていなかった点である。読み手に気分よくページをめくってもらう工夫が必要だ。
問題解消と作成方向性
問題は重すぎて読む気が失せる点であるともいえる。作った自分がきついと思っているのだから、何とはなしにエロを求める人には苦行になるだろう。エロくないクソ絵と駄文がセット続けば紳士達にとって地獄だ。
それを解決する方法は2点で、ストーリーをもっとスリムにすることと、1枚絵に対する文字分量を減らすことだ。
クソアニメでは1話で主人公やサブキャラがとうとうと世界観を語りだす。金のかかったアニメや映画では説明を映像にまとめて、3分くらい見ると誰にでも背景情報が理解できるようにしている。音や文字よりも絵で説明している。今作もできれば文字による解説は少なめにして、絵を見てなんとなく察せるようにしたい。背景説明などの所謂「解説」は背景絵や別一枚絵を用意して、ぱっと見でサッとわかるようにして、中核のエロシーンの邪魔にならないようにしたい。
…ということで、上記を軸に再開すればいいのだが、これをフルで実行してしまうと時間の関係で未完の大作(失笑)になってしまうので、ある程度やってできないところはごまかして作りきる必要がある。
そこから見えてきた作成の方向性は、シーンの状況説明用の1枚絵を2~3枚、差分の追加を30枚前後、エロシーン間の整合性加筆はしっかりやるということをめどにしてやれば、時間的になんとかできるのではないかと思う。
まとめて
絵はまぁまぁで、シーンの連続性を整えれば連番としても見れるものになる。文章は拗らせ大学生みたいな回りくどいものが多いので、中学生レベルまで文章レベルを落として文字数を減らせばまだ何とかなる。
あくまで基本路線を変えず、エロシーンまでの導入を整備して作品を校正すれば一応の体裁は整うと感じた。
目途としては夏までかなぁ???
終わりに
ふと過去の自分を見返すと頭を抱えることばかりだが、エロでも同じようだ(;´Д`)
ニッペルフ活動もなんとか維持しているけど、もう少し尻を叩いて再加速してみようと思うが、果たして( ^ω^)・・・
☆エロ同人CG販売中