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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

エロい絵が完成しそう

ゆっくり作っていた販売用のエロいCG集が完成しそうなので、作成過程を振り返ってみる記事。

(今週の一枚)猫カフェ魔法学園前店(pixiv

 

 

言い訳とストーリー構成

 前回の記事から9か月もたってしまった(;´Д`)

 ほんとにすこ~しずつ作っていたのでずいぶん間延びしてしまったが、一応大きな理由があって完成したものをいったんバラバラにして再構成したらためである。

 最初のボリュームでは絵自体は完成しており半年くらい前に出そうと思っていた。しかし、ストーリーやHなプレイを構成してみるとあまりにもちぐはぐで自分が読者として作品を読んでみるとあまりにもつまらなかったので、泣く泣く作り直し・組みなおすことにした。

 どうも自分には物語を作る能力が極めて貧弱で、ワンシーンの構成程度の短い流れを表現する能力もポンコツみたいだということが改めて分かった。

 再構成したものでも見返すと「うほっ」っとはならないが、及第点は越したと判断していったん完成までもっていくことにした。

 話としてはなんか逃げているエルフをオークが捕まえて性奴隷にして、勇者にエルフ救出とともにオーク村を滅ぼされる。オークが勇者のいる現代社会に溶け込むが隣に引っ越してきた人妻エルフとエロいことをする…見たい流れとなる。

 あんまり難しい話にしてもつまらない(作れない)し、パッと出てゲハハな話も好きではないので、最低限ストーリーのあるものにしようとした結果になる。

 大枠の時系列はエルフの捕獲→調教→壊滅→再開→再調教という流れになるけど、作品内では捕獲からのシーンと再開からのシーンをそれぞれ出して、最終的に合流することで話と時系列に幅を持たせることにした。

 一本でまとめるには分量が多いので、3本くらいの連作にして1本150ページ程度の構成で販売しようと思う。

(こんな感じの絵がたくさん)

 

各シーンの流れ

 普通のエロCGだと元絵を使って差分ごとにいろいろな言葉を変更したり、表情を福笑いみたいに変えることでシーンを作っているんだけど、自分にはどうもそれが納得できなかった。そこで、差分をコマ送りするとあたかも動いているような差分を作ることにして、それが自分の作品の一番の売りになる。

 Gifアニメっぽいものをもう少し静止画寄りにしたとみてもらえればいいんじゃないかと思う。

(本編では色々変化がある)

 本編では手足やギミックがもみょもみょ動くので差分を絵で見てもそれなりに楽しめる作りになっているのではないかと思う。

 

エロい絵の追及

 自分のつくりはコスパ度外視で自分が納得する作り(自慰作品なのかなぁ)にしているので、響く人には響くし、気に入らない人には見向きもされないようである。いただいたコメントを見ると、「よく作ってあるが、人を選ぶ」というのが基本的な意見のようだ。大変なお褒めの言葉なんだけど、一方で、作品としてより多くの紳士の目を引くにはどうすればいいかと考えると、やっぱりエロシーンをもっとエロくすることである。

 

平たいシーンを飽きさせないように

 問題は絵の作りだけでなくエロシーンがいまいちドカンと来ないことが原因なんじゃないかなぁなんて思っていたので、今回は少し差分を多めにしてみた。

 結局気に入るかどうかは表紙のエロさと大好きな体位という身もふたもないものに落ち着くのかもしれないが、リピーターになってもらうにはやっぱり中身のエロシーンの良さになる。シーンがあまりにも短いとみてる人の盛り上がりが最高潮までいかないし、長すぎるとそれはそれで不完全燃焼になってしまう。

 いくつか売れている作品を拝見すると差分の枚数が思ったよりも多く、一枚を見る時間が思ったよりも短かった。具体的には自分の絵だと1分、他作者様だと20秒くらいではないかと思う。そこから考えるに、予想以上に読み手はバンバンページをめくって出そうになると自分の好きなシーンに停止するんだろう。

 …ということで、1シーンの分量を増やすことにした。

 以前の作品であるとワンシーンに差分が多くても20枚程度だったけれど、今回は30枚前後とした。他作品との差別化を図る意味と、福笑いの顔変化が何枚も続くのもつまらないという意味で、元絵を増やし視点を変えて別角度からシーンを眺めることにした。こうすることで同じシーンだけど別の体位のイメージもあるし、どちらか好きな方向の顔を拝めるので、多分紳士もにちゃっと笑ってくれるのではないかと思う。

 そのため、実質元絵の差分が15枚程度になる。

 シーンを彩るのは没入感であり、話を読み進めていくとあたかも自分がそこにいるような気分でエロいことをできるのが一番いいのだけど、どうしてもそのストーリーがポンコツなので絵でどうにかしてやろうとした結果になる。

 

エロい顔

 よくよく話を聞くと、結局、見慣れない顔がよくないということにも気が付く。日本の紳士はある意味保守的なのかもしれない。エロCG集の多くの作品は所謂ヒラメ顔である。そして、それに合わせてなんか巨大な乳とか内臓が無くなったようなくびれとか肥大化しすぎた尻…のような破綻した作画をあえて描いている方が多い。

 つまり、顔をデフォルメしてるから体もデフォルメして、エロシーンもデフォルメして作品全体がエロいエッセンスを抽出したファンタジーになっている。まさにセックスしているのではなく自慰しているのだろう。

 まぁそのほうがインパクトがあるし売れる。残念ながら、自分の立体感を出そうとした描き方だとどうしてもヒラメ顔は異質になるし、デッサンが崩れると宇宙人になるため、そういった顔やそれに派生した描き方はなかなかうまくいかなかった。

 自分の技能の未熟さをぶつくさ言っていてもしょうがないので、前作以降、なんとかそれに近づけるように少しずつ顔のイメージを変えていった。

 今回は変化をつけるという意味で、普段の顔は少し3Dよりで興奮してくると2Dよりの表情になることを心掛けた。差分において、キメシーンではそういったヒラメ顔に近い変化を使ってエロさを以前の作品よりも表現で来たんじゃないかと思う。

(こんな感じで興奮するとより平面的な顔になる感じ)

 

発売時期

 とりあえずその1は6月中を予定しており、3~4か月おきに続編が出せればいいなぁと思っている。

 絵の質としてはよくいる同人作家さんの平均値よりも高いと思うし、エロさもそれなりのものが出たと思うので、一部マニアには期待できる作品になるはず。

 

終わりに

正直に言って、こんなに発売が延び延びになるとは思わなかった(-_-;)

何事もスケジュール管理って大切だよね(^ω^)

 

 

 

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