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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

例のあれがどうにかなりそうな感じ

エロ同人CG集作成を再開し、絵の部分が9割くらいまでできた。そこで、何を考えて作ったかを忘れないように書いておく記事

(今週の一枚)あへあへ(うっとり)

 

 5月くらいから空き時間を作って再開したCG集もなんとか完成しそうだ。時間をかけすぎているのは重々承知だけど、ここまで来てしまったので最後まで作ろうという気持ちになってきた。これを作りのに考えたことを書いてみる。

話の展開の変更

 基本的に自分はストーリーを書くのが下手だ。まず第一に経験が圧倒的に不足しており、国語能力も極めて低い。その上、エロ漫画的な表現や流れがわからないので、果たしてエロいのか困惑することが多々あった。

 今作に関しても、あまりに複雑すぎるプロットがあり、それを完遂するには時間不足(ちゃんと作ったら何千枚もCGを作らないといけない)となり、どうすればいいのか困ってしまった。

当初のプランは

1、家の隣にエルフの人妻がいる。

2、実は昔の知り合いだった

3、やってまえ

4、過去の出会い

5、エロい話

以降、現実と過去を繰り返してエロい話を組み立てる予定だった。

まぁ、はっきり言って内容の盛り過ぎである。

 そこで、以前は1~5の現在→過去の一回りで話を終わらせるプランにした。ただ、見返してみると、これでは話が破綻して現在の話と過去が繋がらず、訳が分からないことが分かった。

 作成再開にあたって一応ストーリーがギリギリわかるようにする必要があると思い、現在→過去→過去(これを追加)→現在(ちょっとだけ)ということにして、話のカラムを4つに分けて作ることにした。

 そのため、以前よりもぶCG枚数が増えることになったが、作品の完成度を上げるということに主眼を置いて、作成をすることにした。

 

絵について

 上記のストーリー変更に伴い、CGの枚数が増加することになった。具体的には130枚前後だ。…爆増である。ついでに、もともとの絵についても若干の枚数変更をかけたのでトータルで400枚近い(差分込み)CG集になってしまった。当初の250枚前後で作ろうとしていたものを考えると、コスパは最悪である。

 さて、この燃費の悪い作品の絵であるが、やっつけにならないように気を付けた点がいくつかある。

 一つは表情についてだ。

(何をしているかは想像にお任せします)

 喜怒哀楽とは別にエロい顔というのは千差万別で、何をもって変態紳士達が喜ぶのかはわからない。エロ漫画なんかをいくつか参考にしても、「エロいシーンですよ」と前説があって初めてエロい顔と認識されるようなので、そのシーンの顔だけ切り抜いてみたとしてもいまいちエロさを感じなかった。

 正直に言って、かなり困ったので、適当に描いておっぱいとマンマンでごまかそうとも思ったが、それはそれでつまらないので工夫をすることにした。一つが髪の毛である。漫画・アニメ系は顔の各パーツがデフォルメされており、全体に顔が荒い。そこでそれを補うギミックが必要となるので、当初は眼をリアルに近づけようと工夫したが、それだとどうもエロさが減る。そこで、女の子イメージの大切な要素である髪の毛を少し細かく描くことにしたらうまくはまった。具体的には今までの房の髪の毛にさっさっと一本二本と筆を入れる感じだ。

 もう一つは口を大きく描き、少し極端な配置にしたことだ。自分の造形では骨格を意識すると口の大きさがどうしても小さくなる。角度の整合性を考えるとこれくらいだろうという大きさがあり、その大きさを元に表現をしようとするとわかりにくい表情となった。特にエロくない。そこで、エロいシーンになればなるほど口を大きくしてバランスを崩すことで表現の幅を広げることにした。

 

 エロを増そうと気を付けた点のもう一つは、ぼかすという点だ。

(いったい何をしているかはご想像にお任せします)

 自分は書きこみをし過ぎる傾向があり、完成した絵に対してもかなり不満のある作品がある。しかし、実際見てくれる人にとってはそんなことはどうでもよくて、エロいかどうかが重要となる。特にエロシーンにおいては局部と顔の表情さえどうにかなっていればいいので、たいていの同人作家さんはキャラを描いて背景の手抜きかギミックは市販品を張り付けて終わりである。おそらく、これが正しい描き方なのだろう。

 これは何を意味するかというと、単純に楽をすべきだということではなくて、読者の視点がどこに、どのくらいの強度で集中しているのかを意識しないといけない点が重要なんじゃないかと思った。

 つまり、描きこんでもいいが、それ以上に読者が見たいところを描きこむ必要があるということである。現実的にエロい部分をこれ以上書きこむことは時間的に不可能のなので、それ以外の部分をぼかし機能を使ってぼんやりさせることにした。こうすることで、相対的にくっきりする部分とぼんやりする部分が生成され、強制的に見せたい部分に目が行くようにした。上の絵でもなんとなく目線が顔に行くのではないかと思う。

 

擬音について

 エロCG集の絵はCG絵、セリフ(ナレーション含む)、擬音(それに次ぐギミック)で一枚が構成されていると思う。

 絵だけでもそれなりにエロいが、それを補助する音があることで、臨場感を出しているのではないかと思う。漫画的な擬音の必要性だ。非常に難しいのは漫画のコマで成り立つ使い方とカラーの一枚絵での擬音の入れ方が少し違う点である。漫画のコマはあくまで流れの中で小さな一コマの状態を補うことで成立している仕様だが、エロの一枚絵はそれ一枚で成立させないといけない。同時に、差分絵を考えると、表情差分などの変化を邪魔しないように配置しないとせっかくのカラー絵が台無しになってしまうのだ。

 今回はキャラクターを少し大きめに描いて絵全体でエロさを出そうとしているので、擬音の大きさや入れる頻度を少し小さめにして、絵そのもののエロ差を優先しようと思っている。

 まぁ、これについてはあくまで刺身のたんぽぽ扱いなので、絵の状況をうまく盛り上げられるようにできればいいと思った。

 

終わりに

 なんかすごく時間がかかっているけど、なんとか完成のめどがついた。休み休みで何年もかかったけどもう少し頑張りたいな(^ω^)

 

 

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