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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

調子が悪くなる冬、理由と自分なりの解決法

冬になると体調が著しく悪くなる人が結構いる。ウツだ~、食欲が~、体が重い~などなど季節性で定期的に起こる不調を自分なりに考えて対処しているので、それについて書き留めておきたい。

 

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(今週の一枚)PixivFantasiaLS企画に参加(pixiv

 

 

自分の考えと立ち位置

 まず言いたいのはきつかったらすぐ病院に行ってほしいということ。

 その前提で、自分の経験論を語る。自分は体調不良時に代謝やその恒常性の維持を健常な状態に戻すことをいつも考えている。

 簡単に言えば、ちょっとした長引く不調は自分の行動が原因で起こるので、その行動を見つけて修正しようということになる。ついでにあんまり金をかけずによくなりたいというスケベ心も多分にある。

 だから、なんとなく体調が悪いとか、もやっとする場合には有効で、症状が急性だったりきつい時には効かない場合が多い。その辺を頭において読んでいただければ嬉しいです。

 

体温にかかわる不調と解決法

体温の内と外

 以前の記事で自分の間抜けぶりを書いたが、基本的に自分はあまり健康ではない。だから体温や生活習慣と体調の関連には興味がある。

nipplelf.hatenablog.jp

 外的環境が大きく変化したとき、自分の行動も大きく変わり、その影響も当然大きくなる。冬の場合は「体温の維持」の行動が大きく変化すると思う。

 この「体温」と言うものは意外と曲者で、ぱっと体温計で測っただけでは実はよくわからないし意味がない。

www.terumo-taion.jp

 上のサイトでは体温についてわかりやすく書いてあり、非常にためになる。簡単に行ってしまえば、内側は37℃に保たれて、外に行くほどその温度は下がり、そのバイオリズムも個性があると言っている。

 例えば、お腹と背中に手を当ててもらうと分かるが、背中の方が温かい。これは背中の方がより内蔵に近いため、熱を感じるのである。

 また、暖かいとか寒いという感覚はこの内と外の体温差が大きくなることで感じるものである。これによって筋肉が反応して熱をを出したり、発汗して熱を放出する。一般的に深部体温(内側の体温)はあまり変化しないが、皮膚温(外側の体温)は外的環境で大きく変化するため、基本的には皮膚温に近い部分の状態を計って体調の指標とするが、実際は深部体温も体調や季節性によって変化するためちゃんとチェックしないと痛い目を見ると思う。

 ただ、実際に浣腸するみたいに体温計を突っ込んだり、腹に穴をあけて深部温度を測ることは難しいので、個人として調べる場合は深部体温に近い背中や胸元に手を当てて部位ごとの差を感覚的に覚えて比較するしかないというのが現状ではないかと思う。

 

体温と冬の不調

 着こんでいても、寒い!調子が悪い!となる場合に体温計で測っても、平熱で特に異常がない場合、この不調はどうして起こるのかを上の知識を元に考えると、わかってくることがある。

 冬、一度何らかの理由で体温が下がった場合、服を着ることで体全体の熱量は回復する。しかし、それは体の外と内の熱の出入りの関係だけであって、本来必要とする体の内側、深部体温の回復に至っていない。

 この深部体温の低下が維持されると体調不良になるし、体の機能低下は大きな病気にもつながる可能性がある。

 

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平熱の低体温症をどうするか

 不調の原因は単純で、内側の熱量不足である。だから、内側に熱を作ってやればいい。簡単なものを2つ紹介する。

 一つは腕を動かしながらお腹を使って深呼吸することである。吸う時に腕を大きく上げて、吐く時にゆっくりおろす。腕全体を動かすことで肋間から胸部全体の筋肉を動かし、意識してお腹で呼吸することで横隔膜を強制的に動かすことができる。ゆっくり20回くらいやれば十分筋肉が動く。

 つまり、これらの体の内側を支える筋肉を意識的に動かすことで、その周囲に熱を発生させるのである。

 

 もう一つは散歩をすることである。あほくさいと思うかもしれないが、とても効果的である。目標は内側の熱量の回復なので、ランニングなど強い運動ではなく、ゆっくりと歩いたほうがいい。ペースは心臓の鼓動3回で1歩くらいを目安にしてゆっくり15分程度歩けば十分である。重要なことは汗をかく場合があるので、運動後にさっと着替えることに注意すればお手軽に状態を戻せる。

 

 

 

 内臓が弱っているかも

冬にダメージを受ける内蔵

 正月、飲んで食ってクソ寒い。内蔵にとってはとてもストレスの多い季節である。食生活を気を付けている人たちもコントロールに苦労する季節だろう。

 もちろん上で書いたような外的要因による自律神経失調によるストレス応答の可能性も十分にあるだろうが、単純に内蔵が弱っていると考えてもいいのではないだろうか?

 季節性の行動変化で、内蔵の弱る一番の原因はやはり運動不足である。毎日満員電車で通勤する人ならそれにあたらないが、車で通勤であったり、元々運動量の少ない人はこの季節体調を崩す。

 運動不足でおこることは上で書いたような発汗や発熱による恒常性の維持ができなくなることであるし、日光照射時間の不足、つまり紫外線量の不足による各種栄養補酵素代謝不良なんかもあるかもしれない。

 

www.mhlw.go.jp(運動実態と疾患、有効な運動方法なんかが乗っている)

 

運動と有効なサプリメント

 問題は運動不足と栄養素補酵素の問題と推測されるので、それを補ってやればよい。とはいっても、そんな激しい運動をする必要はない。自分の場合は足を動かすで書いたように、ちょっとした休みに少し足を動かして血液の循環を回復させているし、時間がある人は散歩でもすればいい。

 ただ、内臓が一度ダメージを負ったとすると(ここでは生活に支障は出ないが、純粋に内蔵の機能自体が低下しているとする)、回復を助けてやらなくてはならないと思う。そこで食生活の改善であるが、まぁヘルシーとかバランスのいい食事なんてかなり気を使わないとできない。

 そこで楽にサプリメントを飲むわけだが…これがまぁひどいものがたくさんある。ゴマ、アサリ、ニンニクなどなどほどんどのものは有効性が確認されていないゴミみたいなものだし、飲みすぎると逆に毒になる。

 では何がいいかと言うと、やっぱりビタミンB群という答えに落ち着く。食事でしっかりとれている人はそれ以上入れても排出されるだけだし、不足を補った場合、しっかりとした効能は保証されている。そして、安い! 大塚製薬辺りから買えば何か月分を1000円ちょっとで買えるので、ほぼ損はないと思う。

 気を付けることは一日一錠でいいと書いてあっても、できるだけ小分けにして少しずつ飲んで、効能をできるだけ維持することだろう。

 

 それ以外のサプリメントは効かない。勧められない。

  トクホは癒着以外の何物でもない

 

感染症を疑う

冬の感染症

 知らない人には意外かもしれないが、我々は日々感染症と戦っている。口の中は細菌まみれ、手はウンコくさい。

 そんな状態で体は免疫反応によってそいつらを日々ぶっ殺しているのだが、冬になると敵が強くなったり、体が弱るため、体の中に侵入、増殖を許してしまう。

 有名所はインフルエンザ性の感冒だし、最近であれば麻疹なんかのウイルス性感染だろう。

 この冬はこれらウイルスが猛威を振るっているが、実はその種類は多彩で、一見健康だと思っても、ウイルス感染しているケースが意外とある。

 例えば、今年は胃炎なんかはコッソリ流行しているではないかと思う。なんとなく胸がむかむかしたら感染である。残念ながら細菌と共にウイルスの感染は注意していたところでかかる時はかかるので、予防接種で対応したり、事後に備えるしかないが、頭の片隅にこういった小さい奴らが悪さをしていることを覚えておいてもいいかもしれない。

 

どうしようか?

 感染症の場合は自分の管理云々を離れて本物の「病気」になる。

 「感染症対策」はすごく難しそうであるが、実際はできることが少ないので、やることは少ない。感染してしまったら予防接種も意味がないし、そもそも弱毒性感染症への標的薬なんてない。手洗い、うがい、セキくしゃみの仕方くらいで、後はマスクをしようと言った感じである。

 これは大人も子供も同じで、一番ちゃんと書いてあるのが保育所ガイドラインだったりする(厚生労働省保育所感染症ガイドライン pdf)。

 症状の重い、強毒性の場合は迷わず医療機関に飛び込むべきだし、ネットなんて見ないで医療従事者に従うべきである。ただ残念なことに、なんとなく微熱があったり、だるい場合はちょっと薬を出されて帰されるので、少なくとも他人にはうつさないように気負付けるべきだろう。

 

 まぁ軽い胃炎の場合は、胃腸を休めることを考えて指定の胃腸薬を飲んで、半日でも絶食してから徐々に食を戻すのが一番効率的であるので(水を飲むのを忘れないように!)、症状と相談して試してみてもいいかもしれない。

 

 自分の場合、明らかに感染症だと分かったら、自己流の体調管理なんて捨てて、迷わず薬を飲むし、その備えは必要だろうと思う。大切なことはどこまでが自分の管理できる対象であるかをはっきり見極めることだと思う。

 

終わりに

 記事に書いていることはとても基本的なことで、知っとるがな~となるかもしれないが、意外とできていない人が多い(自分もよく忘れる)。だから、ほんの10分、時間を取って運動してみたり、自分がどういう状態であるかを確認するだけでもだいぶ楽になる可能性がある。

 

 医者に行っても袖にされる程度の症状でも自分を観察して対応すれば、QOL向上間違いなし?!(^ω^)

 

 

 

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