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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

やべー大病か?と思ったら全然違った話

最近、付き合いで外食が多く、お酒も飲むことが増した。そんな折、気づくと下半身全体に鈍痛が継続的に起こり、強い眠気が繰り返し起こって・・・なんだ?ついに糖尿病か(;´Д`)と思ったら、全然違った、という話を書いてみます。

 

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(今週の一枚)食い逃げは許しまへんで(pixiv

 

 連休も終わり、初夏の陽気というには厳しすぎる日差しと気温の上昇で、多くの人が出歩く際には半そでとなり、大きな季節の変わり目を実感するようになってきた。かわいい女の子を見る分には「フヒヒッ」となるが、残念ながら周りにはそんな子はおらず、むさくるしい毎日なのだが、そんな暑苦しい天候の中でも、建物に入ると結構涼しくなって文明のありがたさを実感する。ただ、建物ごと、室内ごとによって結構な気温の差が激しいのは勘弁してほしいなぁとは思う。

 

 こんな寒暖差があると営業の人なんかは体調管理も難しいのかな?と思いつつ、日々の色々な物事に臨むわけだが、どういうわけか今月は飲み会が立て込んでしまった。

 面倒だなぁと思いながら、半分は奢りなのだからと割り切って、普段いただけない高そうなお酒やピカピカした食べ物を食べていると、なんだか難しい話や「ありがたい」御託もすっと耳を通り抜けて、舌の感触を楽しむことに集中することができる。

 新しい発見として、いままで食わず嫌いで試さなかった、アメリカ大陸の赤ワインと東ヨーロッパ系の各種チーズとその料理の組み合わせがことのほか口に合った。うめーうめーとがっついていると、主賓に顰蹙をかうことになったり、ちょっとは値段を見てから食べろ!みたいなことを言われるのだが、普段は見せないように気をつけている人間の3大欲求の一つは出てしまうとなかなか収めることができないのはしょうがない。

 近年、地中海周辺、特にイベリア半島周辺では極端な気候変動があって、量に加えて質の高い食品が品薄、というか手に入らないなんて言う話もあり、目をもう少し北に向けていいものを探した方がいいんじゃないか?なんて噂を聞いていたので、自分としてはいい発見をしたなぁなんて悦に浸っていた。

 

 …と、モリモリ食べていたのであるが、ある日急に下半身に痺れるような鈍痛が響き、微熱が続いた。意識したのが数時間前なのだが、それ以来ずっと痛い。さらに机に向かって何かをしていると、普段感じない急激な眠気に襲われたりして、なんだこれ???という焦りに似た恐れを強く感じた。

 

 急激な食生活の変化、不規則な生活、痺れ、倦怠感、眠気・・・はっ、もしやうわさに聞く生活習慣病の「糖尿病」か!とぞっとした。 

 

 亜急性の症状や痛みの根元を考えると、腎炎の可能性もあるし、結構ヤバいのかもしれないΣ(・□・;)と思って、慌てて検査してもらった。

 

 結果から言えば、若干の機能低下みたいなものは見られたが、特にこれといった異常な検査のデータ結果が出ず、なんじゃらほい?ということになった。精密検査も考えたが、外的な試料の状態が正常なのだから、細かく見ても意味がないだろうと(高いし)、受けることはなかった。

 

 しかし、痛い。

 

 原因不明でしょうがないので、帰ったらロキソニン(痛み止め)でも飲んどこうかと、若干痛む足を抱えて帰路につく中、つらつらと原因調査に頭を巡らせてみた。こういう時は日々の生活状況とその変化が重要となってくるので、1週間くらいのことをつらつらと帰り道で考えていると、一つは先ほど書いた食べ物、飲み物の摂取であったが、もう一つは服装の変化と体温調節の変化だということに考えが集中した。

 

 あー!わかった!わかった!クーラー病だ!

 

 気づいてみればくだらない。ここ数日、特に痛みがはっきり分かった日(病院に行った当日は)半そでで寒い部屋でずっと座っていた。だから、局所的に血行不良で急激に首元と腰回りが冷えて、ホルモン分泌の低下による痛みと眠気だったわけである。

 

 体の強い人には当てはまらないかもしれないが、自分は特に甲状腺と腎臓の機能が弱いようで、普通に生活する分には何の問題はないが、ちょっとどうかするとすぐ変な症状が出る。「病気じゃないけど予備軍」みたいな変な位置にいるといっていい。今回は変わった症状の表出が強く出すぎたために理解しにくかったが、原因は同じである。こういうことが起こらないように、いつもは首元を冷やさないように気を付けて、腰もカバーしているのにとんだ失敗である。

nipplelf.hatenablog.jp

 しかも上の自分のブログで書いたように、同じような時期に同じような記事を書いて、注意を呼び掛けているのに、1年後の自分はそれを無視して焦るという馬鹿丸出しの案件であった。

 

 ということで、さっそく首元と腰に布を巻いて、保温するとすっと痛みもなくなり、頭もすっきりした(急激に温めるのはよくない)。

 振り返ってみると、ほっておけば重症化の可能性もあったし、検査の担当医もこちゃこちゃ言っていたが、熱の管理ができなかったという超基本的なことだったわけで、これはみんな意外と忘れやすい。「クーラー病」なんていうわかりにくい病名(?)もよくないので、この季節は「腰を冷やし病」とでも言って、たくさんのメディアで啓もうしてもらいたいものである(責任転嫁)。

 

 というわけで、女の子は腰を冷やしたらいけないよと言うが、男の子も腰を冷やしたらいかんよという話でした。

 

終わり

 

 

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