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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

Twitterの使い方と展望(その2 画像と議論の考察)

ちょっとでもうまく使いたいということで、その1の紆余曲折から続き、Twitterと画像・議論の実態と考察について自分なりに書いてみる。

 

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(今週の一枚)だんだん寒くなってきた(pixiv

 

※目次※

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Twitterと画像

Twitterに絵を投稿しようとするとき、どういった物が見栄えがいいのだろうか?いくつかの視点で考えてみた。

 

Twitterの2つのアドレスと画像

 Twitterには2つのアドレスが存在していて、その表示方法や操作方法が少しずつ違う。

 

PC用    : https://twitter.com/ (以下 PC表示)

スマフォ用: https://mobile.twitter.com(以下 スマフォ表示)

 

 サービス自体はほとんど変わらないが、画像の表示の方法、つまり絵の見せ方は大分違う。特にタイムライン(以下、TL)の表示に大きな差異があり、PCの場合は正方形(1:1サイズ)を、スマフォの場合は横長の四角形(16:9サイズ)がツイート表示の基本となっている。

 

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(4枚を投稿した際の比較: PC表示は縦長、スマフォは横長になる)

(2枚、3枚投稿では各画像の大きさは異なるがツイート内の骨格は同じで、決まった領域を分けあっている)

 

 画像をクイック/タップして、大きな絵を表示してもらえれば、どちらも同じ全体画像が出てくるのだが、残念なことにTL上の情報に触れる9割以上の人はそんな面倒くさいことをせず、情報の多くは流れてゆく。

 だから、ぱっと見て興味を持ってもらうためには、その表示に合わせて絵を貼り付けなければいけないだろう。

 

Twitterでの画像縮小方法

 PCで1:1、スマフォで16:9で画像を表示するが、多くの画像はそういった整った値のものは少ない。そこで、投稿後、サムネイル的な表示をするが、TwitterのTL表示などでは画像を切り取り、縮小表示する

 この方法も投稿枚数やPCとスマフォ表示で少し違う。

 

 1枚投稿

縦に長い画像は上下が切り取られ、縮小表示される。

横に長い画像はそのまま縮小表示される。

 

複数投稿

正方形、16:9の大きさに切り取られ、縮小表示される。

 

 

具体的に図にしてみると・・・

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(↑1枚投稿はこの切り方)

 

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(複数表示は正方形、長方形の決まった形に整える)

(2枚の場合はスマフォも正方形表示、3枚の場合は1枚目を大きめ(2枚分)に表示し、全体の画像表示を維持する)

 

 

 また、残す場所は明るさ、人の顔や文字の有無などの要素を総合的に判断して決める

上の図は明るいところと暗いところのみで構成されているので分かりやすいが、様々な情報を持つ画像はこれだけで切り取りポイントは決まらない。

 例えば、とても暗いところに顔が映っていれば明るいところを優先するが、ある程度顔が見えるのなら、明るさに差があっても顔の部分が優先される。

大きな文字があれば、顔よりもそのフレーズが入るように切り取られる。

 つまり、これら要素がより多くはいるように、アルゴリズムが組まれていると考えられる。

 

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 (各要素の占有面積や表示強度の割合も関係してそうだけど、その辺はよくわからなかった)

 

 

スマフォ優先のTwitterと画像

 

www.garbagenews.net↑こちらは総務省|情報通信政策研究所|情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査を起点にTwitterに利用状況をわかりやすく見せている。

 

 この記事では、人口割合の補正や複数回答可をどう判断するかを考えなくてはいけないけど、少なくとも20代を使用分布の中心に据えたスマフォによるサービスがTwitterサービスの主体と言える。

 だから、より多くの人に見てもらうためには、当然そういった層に見てもらえるような絵柄にするべきなのかなぁと思うが、そう簡単には自分の絵柄を変えることができない。

 というわけで、画像の見せ方を中心に引き続き考えてみる。

 

 TLでの印象を狙うなら、絵自体を横長16:9を描くようにすることが重要なんじゃないかなぁと思う。

 一つのツイートにギリギリまで画像情報を表示させることができるので、宣伝する際に重要な画像の表示方法である。

 宣伝の場合、16:9の画像に少し大きめなフォントを加え、その商品や情報をアピールする際に大切な広告画像となりえる。

 ただ、問題はあって、その画像をクイック/タップによって開いた場合、縦長のスマフォ画面では細かい絵は小さく映ってしまう。つまり、最初の見てくれはいいが、よく見ようとすると、見にくくなる。絵・作品の閲覧という意味ではマイナス点となる。

 

 一方で、縦長の絵を投稿する場合は、切り取りによって見えない部分が多くなるので、最初の印象は悪いが、画像を開くと画面全体に広がる。スマフォ全画面表示を意識すると当然こちらの方が印象が良くなる。

 また、表示で切り取られることを前提すると、

 「中心にキャラ(顔)を据える」「そこを明るくする」

という点が大切なんじゃないかと思う。

 

 Twitter投稿だけを考えた絵を描く際は、切り取られた画像と拡大したときの二面を意識したほうがいい

 

 

TwitterとリプライやRTでの議論

自分はTwitterで議論するのはとても難しいと思う。でも、やり様はあると思う。だから、 自分が見た限りのTwitterの状況とその考察をしてみる。

 

Twitterの議論の現状

 1ツイート140字で広告するのはちょうどいいが、論理や正確な情報を書くのは無理がある。また、長々とスレッド化して文章を作っても、RTで拡散された際、印象的な1ツイートのみが拡大解釈され炎上したり、デマが拡散されることが多々ある。また、他所にそれをまとめても、話者を含め、ほとんどの人はそんなものは見ない。

 

 議論が成功するケースは、

1、話す相手が最低限の必要知識を持っていること

2、討論するのでなく情報の共有を求めること

3、ポジション(感情、趣味や利害などの方向性)が同じこと

と極めて狭い。

 

 例えば、政治で右と左のポジションを取っている人たちが話をするとすると、お互いにすでに政治的立ち位置が決定していて、その情報もお互いに非常に偏っている。また、互いの情報をウソと決めつけているため、営々と罵倒合戦になり止まらない。お互いに交流がないにしても、各クラスター内でひたすら悪口を言い続けている。

 こういった学校のクラスのグループ的状態だと、そのクラスター内で通じる共通意見は敵対クラスターでは通じず、共通意識化であって、議論とはならない。

 

 その枠を超えて議論した結果でよく見られるのが、「~と言いたかったのに通じなかった」「誤って伝わって悲しい」などの反省である。いくら秋波を送っても相手の意見(ポジション)は変わらず、相反する気持ちやあいまいな情報では相手の心に届かないのだろう。

 

 本来、議論は議題があって、情報を持ち寄り、より有効に目標に向かう方法を見つけることだと思うけど、Twitterの場合、前提があいまいなため、そのツイートに感情が引きずられたり、目的が一致しないので答えが出ないことが多いと思う。

 

一応の対処法

 「半年ROMれ」という標語(?)が2chでは存在した。これはよくわからずにBBSやテキスト掲示板に突撃しても、無視をされたり、排除の対象となるので、暗黙のルールを実感するまで、黙ってテキストを眺めて「見知らずの他人の気分を害しないようにしましょう」というネットエチケットの一つだ。

 Twitterでも、もし本当に興味のあるテーマやIDがあるなら、まずは1か月でもその流れる情報群を眺め続けたほうがいい。

 

 ただ、人間は議論好きなので、つい話を、自分の感情を出してしまう。その際、自分なりに気を付けていることを書いてみる。

 

 Twitterの使い方には大きく分けて、「宣伝」「議論」がある。大体の人は情報発信だ!と言いつつ、毎日やったことや売りたいものなどを「宣伝」する場合がとても多い。この場合、自分の感情的自慰や商品広告なので、議論の必要はない。相手の言いたいことを邪魔せず、無意味な否定は絶対にしない方がいい。

 なぜなら、こういった言葉は公開であり、システム上、そのやり取りはその相手とフォロワーとクラスタに対して行うので、相手がまぬけなこと言っていても、その発言を馬鹿にすると、その周囲全体を相手に罵倒することになる。もちろん、明らかな嘘や間違いなどの「誤情報」だけは訂正すべきだが、それ以外はさっと無視するか、よくよく準備してリプライしたほうがいいと思う。

 話す相手は不特定多数ということを覚えておいたほうがいい

 

 では、少ないながら「議論」をしようとする場合はどうかと言うと、上で書いたようにとても人を選ぶ。

 自分も含め、ほとんどの人がある情報の「素人」であり、ある分野の専門家も別の分野ではやはり「素人」になってしまう。専門家同士のやり取りにおいても、少し専門性が離れると罵倒になったり、情報の齟齬や情報量の差が極端だったりして、上手くいくことがほとんどない。多くの場合、1人、もしくは数人が情報・議論をまき、後々に数百、数千人がそれを我ことのようにしゃべるのが普通だと思う。

 その数人の立場になったとしても、議論を求める場合は、それに目標がある場合のみにする方がいい。例えば、「美味しい玉子焼きの焼き方」を「料理する人」が話し合う感じの時すればいいと思う。

 

 大切なことは、なるべく正しい情報を提案し、相手のポジションを認める(変えようとしない)ことだと思う。

 

 

終わりに

 ちょっとずつやってきたが、やっぱり難しいなぁといつも思う。1日中Twitterに張り付てやる場合と違って、ちょっとやってどうにかしようとすると限界がある。

 程よくやって、程よく成果を出すには、程よい精神状態と程よい休憩が必要だけど、それらを程よく得られるほど、自分は程よい人間でないので、ウキウキしたりガッカリしてペースに波がどうしてもでる。

 

 多くの人も同じような感じだと思うので、程よく付き合うのが一番程よいんだろう。

 

 ま、Twitterはほどほどにして、程よくエロ同人CGを作ろう(^ω^)

 

 

 

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