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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

Twitterの使い方と展望(その1 紆余曲折と小技)

この1年、Twitterを試行錯誤してきたので、使い方・宣伝効果・クラスタ・議論・炎上など、その特性や有効性に感じたことや今後の方針を書いてみようと思う。

 

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(今週の一枚)ラーメン🍜(pixiv

 

※目次※

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1年やった結果

 

 2016年にアカウントは作っていたが、ほぼ放置していてた。しかし、一念発起して、SNSをちゃんとやることにした。まず、上のツイートを固定化(表札に)したが、当初は全く分からず、モヤモヤした。とりあえず1日5分以上を目標に一年活動した。今回はまず、その結果を開陳しようと思う。

 

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 (多い少ないは別にして、結果は結果である)

 

 年間だと、新作一枚につき5000インプレッション(以下、ビュー)前後(エンゲージ率5%前後)で、30RT、100いいねくらいと考えていただければ、わかりやすいかもしれない。自己評価として、時間をあまり描けないにしてはまぁまぁの出来かなと思っている。

 

 

試行錯誤の経緯

 直接触る時間が少ない分、まず、毎日やることを決めて行動したが、山にぶつかるたびにその方向性を少しずつ変更していった。

 

最初の失望

 毎日やるにしても、あまり時間は使えない。しかし、もうちょっと自分の絵をみんなに見てもらいたい💓というスケベ心のなかでTwitterの現状を見た。

 1年前、開始当初はフォロワー5、20ビューという状態だった。放置したにしてもひどすぎるし、絵をわざわざ投稿する意味があるのかとさえ悩んだ。はっきりわかったのは自分の絵は大してうまくなく評価の対象とならないことだったし、開始当初とにかく誰も見てくれないのである

 そこでフォロワーさんを増やそうと、相互フォロワーの方のフォロワーを順繰りに廻ったり(友達の友達的な)、色々なツイートにいいねを付けたり、いいなぁと思う作品にRTを付けた。色々なテーマや色々な趣味の人が色々なことを言って、見る分には楽しかったが、1か月でフォロワー数は100くらいまで増えたが、自分の絵のビューが増えなかった

 

 単純にビューを増やすために一番簡単な方法はフォロワー数を少しずつ増やすことと思われがちだが、時間をあまり使えない現状においてこの行動は焼け石に水だった。さらに、自分とフォロワーさんの小さい集団を考えて数字を見ていても、その集団にしか情報が伝わらず、より多くの人に宣伝できないと分かった。

 

抽象集団へのアプローチ

 これはいかんと言うことで、次に「#」やSEO対策のワード選択を考えた。

 Twitterは様々なテーマで緩い集団(クラスタ)を形成しているが、この境界を明確に定義するのは難しい。なんとなくみんないる。

 「#」はTwitter内で特定の検索やこのタグをクイックすることで、同様のタグをつけたツイートを表示する方法で、同様の傾向にある様々な情報の中に自分のツイートを表示させる方法といっていい。「#猫」と付ければ、疑似的に「#猫」とクラスタの中に入れる。様々な議論が起こっている状態では一時的に集団が形成されるので、この「#」を付けてその集団に参加しようという感じである。

  また、SEO対策ではgoogleやyahooなどの外部検索エンジンから自分の絵を表示させることを考えられるので、例えば、「ハロウィン」とツイート内に書けば検索側に自分のツイートが引っ掛かる可能性を考えることができる。つまり、地震が起これば絵に関係なくても、ツイートに「地震」というワードを入れれば、地震クラスタの誰かしらが嫌でも見てしまうという寸法である。

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(どの集団へのアプローチするかを意識すると少し見てもらえるようになる。)

 

 簡単な方法だと、時事ネタをバンバンぶっこめば良いが、問題として、その議論をしている人たちには悪目立ちをするし、せっかく見てもらえてもすっとスルーされてしまう。「広告」と割り切ってしまってしまえばそれもいいのかもしれないが、それこそ自己愛の発芽でこれをやっているので、無視をされるのはキツイ。

 だから、ある程度、絵と関係あるワード選びは必要だし、議論が終わって解散してしまった集団に向かって問いかけを行っても、まったく反応はない

 つまり、適切な規模の集団に適切な時間に適切な発言と絵を出さなければならないので、夜ちょっとやっている自分のやり方には当初かなり難しかった。

 なんだかんだで、確かにビュー数は徐々に増えたが、ヘイトをためないように、当たればいいかなぁといった感じで言葉選びをすることにしている。

 

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(1年前の絵を発言を変え投稿: 以前のツイートで「猫」だと抽象すぎた。TLに流れてきたタグに乗ったら評価が上がった。)

 

難しい質の向上と誰に見せるか

 フォローしてくださる方やRTから見てくれる方が徐々に増え、夏ごろから10000ビューを超える作品もぼちぼちでてきた。それに伴って、pixiv側の閲覧数も増えてきたが、そのころはっきり言って不安だった。

 自分の絵に対する評価はあまり高くない。絵の質を上げようとして、より細かく描こうとしても時間が取れず、かといって60分でパパっとセンス良く絵を投稿するだけの画力もない。他者評価としても、「率」として見るとはっきり出ており、現状において、たくさん見てもらっても5%程度から反応が上がらない。どうしよう・・・

 しかし、これは単純に絵が上手下手の問題でないことは統計的にわかってきた。

 

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Twitterアナリティクスで自分のツイート傾向と各ツイートの状態などを評価できる)

 

 以前、どうやってもう少し人気者になろうかでも書いたが、自分は雑多なテーマで絵を描いている手前、どうしても広い層に絵を見せていて、ピンポイントに見て評価してくれる層に情報が言っていないことが分かった。

 例えば、東方を見たい人は別にFGOは見たくないし、発言・議論が見たい人は絵や写真は見たくないと言った感じで、自分は中途半端に色んなクラスタに所属ているようである。

 SNSの評価では「必要な人に必要な情報が届くことが重要」だと言われているけど、この辺は今も活動のジレンマとして存在する。

 動物も描きたいし、変な絵も描きたいし、エロも描きたい。でも、混ぜこぜで出すと引かれる。アカウントを分けて管理する時間がない( ^ω^)・・・

 ということで、アカウント全体の方向性は置いておいて、1つのツイート内や絵ではテーマを統一することでお茶を濁している。

 

具体的な小技

 紆余曲折しながらもしつこくつぶやいているが、そんな中で意外と知られていない小技がある。今回は2つ出してみる。

 

スレッド化

 意外と使われていないのはスレッド化である。簡単に言えば関連する自分のツイートに返信する形で新しいツイートをすると、一つの大きなツイート群ができて、以前の作品も見てもらえることがある。

 自分はエロ同人CGの進行状況にこれを利用して長い短冊ツイートを作っているが、当然よくできた絵もあれば、1文読んだだけだとよくわからないものもある。しかし、一連のツイートとすることで、評価いただける場合もある。

 

(↑は今のところ、18の自ツイートが塊になっている)

 

 先頭のツイートは当初ほとんど反応がなかったが、しつこく短冊を作るとさかのぼって見てくれる人もいて、経過報告にはとてもいいと思う。

 

自分のツイートのRT

 Twitterの最大の特徴はRTであると思う。誰かがRTして、「フォロワーの皆さんこんなツイートがありますよ!」と言って初めて拡散が起こる。

 逆に言えば、RTされなければ自分のフォロワー内で情報が止まり、いくらいい情報でもゴミとなって流れる。

 それを避ける方法は手を変え品を変え、情報を発信し続けることだが、もっと楽にする方法は自分のツイートを自分でRTすることである。

 もちろん、自RTは自フォロワーにしか届かないが、ツイート内にキーワードやタグを埋めておけば、そのワードクラスタへの再投稿となる。また、フォロワーを多く抱える人に対して、流された情報をもう一度提示できるので、そういった方々へのアプローチとなる。

 何度も文章を書く必要もないし、ボタン一つで楽だが、やりすぎには気を付けたい。例えば、5分おきに同じことを言われたらイライラしてこないだろうか?これと同じように同じツイートが流れてくると嫌な気分になる。

 体感としてと、やっぱり最低でも2時間くらいあけ、同じツイート表示は3回くらいが限界だと思う。それ以上はキモイと感じるし、評価は上がらない。

 

 2つはすごく基本的な使い方だけど、やらない人がたくさんいるのでちょっと試してみるのは手じゃないかと思って書いてみた。

 

 

SNS1年で一番驚いたこと

 

単純に評価は上手い下手ではないということ。

 

(評価)=(作品の質)×(知名度)×(有名人のフォロワー数)

 

みたいに特殊指標がいくつかあって、それをそれぞれ上げないと評価されないと感じた。

 

その2に続く)

 

 

 

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