例年よりもクッソ寒くなった今年の冬、生活をするのに難渋する。その際、買っておいてよかったものを書いてみる。
（今週の一枚）寒い日のお出かけ（pixiv）
ミズノのブレスサーモのダウン
クッソ寒い(>_<)
…ということで冬服を物色するんだけど、なんだかんだアパレル関係は嘘（内容物がインチキ、混ぜ物上等）ばかりで実際着用している人に聞くぐらいしか正しい情報がない。
そこで、色んな関係の人（内勤・外勤問わず）にそれとなく聞いていくとメーカー品では「ユニクロ（ＧＵ）」や「ワークマン」という答えが多かった。ただ、それの内容をさらに聞くと「値段の割には暖かい」という答えに行きついて、本質的に温かいかは疑問が残る結果になった。特にユニクロは長年の企業努力（笑）の結果、厚みが薄くなったり丈が短くなったりして、１０年前のＬサイズが今のＭサイズ程度の大きさになっているらしい。つまり、最初はいいものだったのでリピーターになった人が多かったけど、今の商品はそんなにいいものではないみたいだ。値段相応みたい。
自分の必要としてるものは「お気持ち温か」ではなく、「実用に耐える保温力」のある衣服なので、ある程度値が張ってもいいからしっかりしたものがないかと聞いて回ると、一つの答えに行きついた。
大工のおっさんに教えてもらったブレスサーモシリーズである。
商品ラインナップを見ると、インナーからアウターまで数多くそろえているが、自分が推したいのはダウンベストとダウンパンツである。店によって実売価格にはかなりの差があって、それぞれ7000円～12000円程度となる。一般のこういった冬物より一段高いが、ブランドのダウンと比べると半値程度だろう。
どのくらいの性能かというと、今まで安物上着を２枚着て寒かった状態でこれを一枚羽織ると余裕があるほど温かい。中肉中背の男性が風のある室外気温５度付近でこれらを着用（＋上着とインナー股引）して２時間程度作業しても寒いと感じることがなかったので、かなり優秀ではないかと思う。
また、同じようなダウンベストと比べても純粋に温かいので、同じような商品で迷っているのなら断然こちらを買った方がいい。
当初、ダウンパンツはごわごわしたいかにも合成繊維っぽい履き心地で失敗したかなぁと思ったが、それも数日すると馴染んで問題がなくなった。他のダウンパンツよりもやはり温かいので最初の数日の慣らしを我慢できればこちらを買った方がいい。
毛物・ダウン系は混ぜ物をしたりその割合を普通にごまかすことが多く、各社ブランドにおいても設計で勉強（笑）して工場でさらに節約（笑）するので粗悪品が多くなる。中国製、ベトナム製はどうしても商品の質は安定しないので検品ではじくかどうかみたいな状態らいい。ミズノは設計～検品が比較的しっかりしているため商品個体ごとの当りはずれが少ない（つまり、説明に書いてある通りの性能）ので、その点も安心でお勧めできる。
トワイニングのアールグレイ
クッソ寒いと温かい飲みのを飲んで体の内側から温かくなりたい。一番手っ取り早いのはアルコール、熱燗やホットワインなんだろうけど、昼日中から一杯やって活動するのもなんというか末世な感じがするし、車の運転もできない。
そこでホットミルクで温まったり、エナジードリンクでしゃきっとするなんてのもあるんだろうけど、自分はミルク紅茶をお勧めしたい。ホットミルクより温まるし、エナジードリンクよりもしっかりと時間をかけてカフェインを吸収できるので、頭のすっきり感が意外と持続する。いままでコーヒー派だったけど、最近鞍替えした。
取り回しの便利さを考えるとペットボトルの紅茶になるけど、実はああいった商品の茶葉は廃棄前のものが多く使われており、その味をごまかすために大量に糖分が入っている。そのため、温まるよりも糖の消化に体力を使ってしまっていまいち効果が実感できない。また、家に帰ってわざわざ葉っぱを茶こしに入れて云々…というのも面倒だ。
…ということで、一番効率がいいのがティーバックになるけど、これも安いのを選ぶと失敗する。特に最近のリプトンの商品が糞過ぎる。おそらく、経営悪化や買収関係で商品管理で原価をケチりすぎたためなんだろうけど、ひどすぎる。これを飲んで紅茶はもういいやっとなる人もいるくらいだ。
では何がいいかというと、トワイニングのアールグレイのティーバックである。それこそ通販で買ってもいいし、スーパーで売っているものでもいい。英国直輸入なんてものがあるけど、倍くらい値段がするし、自分としては匂いが強すぎるので一般流通品の方をお勧めしたい。それでも匂いが強と思う人はダージリンがいいかもしれない。
入れ方もいたって簡単で、ティーバックを入れた容器にお湯を入れて１分待つ。その間にレンジに牛乳を入れて温めて、１分後、ティーバックをぐるぐるしてから牛乳を入れて完成である。魔法瓶に入れて持ってもいいしそのまま飲んでもいい。
実売で１バック２０円程度でそこまで安くないが、ただホットミルクを飲むより効果があるし、エナジードリンクを飲むより安くて健康的だ。
大洋製薬のワセリンHG
今年は寒い…と同時にとても乾く。去年の晩秋から粘土を始めた関係上、手先の荒れがさらに強くなってきた。ヤバいなぁと思いつつスキンケアなんかやったことないので、どうしたもんかといくつかのケア用品を買ったんだけど、中々ヒットする物がなかった。
また、肌関係は化粧品商品ということで効果的と記載があっても非常に高価で、実際効果があるかを試すのに何万円を何種類も買うのもためらわれた（というか、買えない）。そのため、それらのカタログスペックを確認することになったのだけど、はっきり言って嘘とインチキのオンパレードであった。
肌というものは基本的に外敵から我々を守るためにできている。外へ外へと細胞が増え、それが垢となって排出される機構が皮膚である。それを突破するような薬剤があるなら相当強力なものだし、当然、第1類医薬品指定される。しかし、化粧品系の薬剤は理屈上絶対この防御機構を突破できない薬品なので、まったく肌に効果はないし第1類指定もされない。また、突破できないにしても影響が起こるとしたら炎症やアレルギー反応だろう。つまり、化粧品には無効な物か肌荒れの原因となる成分ばかりはいっているのである。
では、まったく効果がないかというとそうではない。一つだけ明確に効果がある成分があって、それは保湿、つまり、皮膚にある水分を外に出さない膜の役割である。
そのため、そういった化粧品信仰のない自分には屁理屈を付けている化粧品を買う必要はなく、むしろ唯一効果のある保湿成分で一番肌に炎症を及ぼさないものが必要となった。
ざざっと調べる限り、保湿には油がいい。ただ、サラダ油を体に塗りたくっても臭いしすぐどこかにくっついて取れてしまう。そこでベターッとくっつく奴がいいみたいなので、候補としてはニベアクリームとワセリンになった。
自分の肌の効果測定ではこの二つの保湿力はほとんど変わらないので、ワセリンを選ぶことになる。
注意しなくてはならないのは出来るだけ安いものを選んでも問題ない点だ。○○ワセリンと色々名前を変えているが、基本的に白色ワセリンの名前を商品用に変えているだけである。成分欄をチェックしてみよう。
子供用、スキンケア用、化粧用など色々あるが同じものである。使いやすさと使い切りを考えるとチューブタイプがいいと思う。安いので顔に塗って良し、手に塗って良しだ。つけすぎるとべたべたになるので注意したい。
基本的に内容物は同じだが、どこでも売ってる大洋製薬のワセリンHGがお勧めとなる。ごそっと使いたいなら、日本薬局方 白色ワセリンもコスパがいい。ついでに粘土を練っても手につきにくいという副次効果もある。
終わりに
最近、パッケージに偽りありが多いのでいいものを安くお買い物できると気持ちいい。
…まぁ、大金出して超高いものを買って、高スペックや爆発的効果を期待するのもいいんだけど、それだとなんか買い物はつまんないんだよね(;´Д｀)
やっぱり、見つける楽しさは捨てがたい(＾ω＾)
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