さぁ元気に(?)週明け月曜日で頑張ろうと思っても、体が重たい時がある。重たいままで仕事に突入しても疲れて効率が落ちるだけなので、自分なりの対処法を書いておこうと思う。
(今週の一枚)空を見上げると意外と気分転換になる(pixiv)
同じ姿勢をして絵を描いていると気づかないうちにあちこちが固くなって痛い。特に休みに籠って作業をしていると長時間それが続くので、休み明けに堪える( ^ω^)・・・
ちゃんとした理学療法士がやっているマッサージ(中国人がやっているエッチな奴じゃない)を受けに行くのが一番正解なのだろうが、予約を入れて一万円近く出して、体をメンテナンスするかというと二の足を踏んでしまう。
そこで自分なりの考えと対処法を書いておこうと思う。
※目次※
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動く前にだるい理由をみたほうがいい
今日も一日がんばるぞい!・・・と思っても体がだるい時がある。これは休み中に行楽や普段使わないところを動かしたことで体の筋肉が疲労している場合と、休息しすぎや生活の規則性を一旦崩したせいで体の代謝が滞っている場合があると思う。学生や雇用者、経営者、規則的にまたは不規則な働きをしている人なんかで休み方が各種あると思うが、「だるい」は必ずどこかで出会うものだと思う。
筋肉疲労の場合、表面的に正常時と同じような顔色、身姿をしているので、その動きから判断しなくてはならないが、いつもと同じ動きをすることで少しずつ筋肉と代謝の関係を体が調節できるので、ひどい痛みがあったとしても、動かすことでその状態は改善に向かっていく。もちろんググっと力を使うこともあるだろうが、まず6割から徐々にその加重を増してゆけばいい。年齢によるが体を動かすことで一日の終わりには大抵の疲れは取れてゆくのだろう。
一方で、代謝が停滞している状態は体を動かすとむしろ疲れる場合が多いと思う。顔色が何となく青白かったりむくんでいたりして、そのまま動かし続けると「だるい」という状態がさらに増して体を痛めたり、事故にあうかもしれない。この場合は動くことよりも動かしたらすぐ休むことに焦点を合って、ストレッチや体を揉んだりして、とにかく血行を良くすることが大切だと思う。
筋肉疲労は全ての機能が一応動いていて部分的な調節がネックだが、代謝不良の場合、神経伝達のみが残った状態で血管、リンパ管、筋肉、腱、筋膜、結合組織などの神経を除く組織が停滞しているため、レッツゴーと動かしてもうまく機能しない。無理をすると壊れてしまうし、動いていると思っても、実態は部分的な始動であって何とか機能開始した一部分だけに負担がかかって変調をきたす可能性が高い。
具体的にどうすれはいいか
筋肉疲労の場合、負荷がかからないように患部を動かし続けるのが有効だし、痛みがある程度無理な運動を妨げてくれるので、体と相談しながら動かしてゆけばいい。一方、「だるい」といった感覚にかかわるむくみがある場合、そういった体からの黄色信号がとても弱いので、なかなか気づくことができない。そこで、自分がやっていることをちょっと書いてみる。
頭を揉む
髪の毛に隠れて(禿は知らない)無視されがちだが、頭皮という場所には結構な血管やリンパ管が走っていて、それゆえに血行やリンパ液の代謝が滞ると影響がかなり大きいところである。
頭蓋骨を中心とした頭部にはほとんど筋肉がついていない。そのため、なんとなく体液の圧で還流しているのだが、管が多い分どうしても詰まってしまうことが多いようだ。何かのきっかけがあれば、すっと流れが戻るが、一度その循環から外れるとずっとそのままになってしまう場合も多いらしい。
状態を調べるのは簡単で、頭全体を軽くもんでみて、頭の一部分だげとても固くなっていたり、触ると痛いといった場合は完全な部分的代謝障害である。へんな病気になる前に気を付けてゆっくりと優しく揉み解そう。
また、痛みが出なくても、大概の人は組織が部分的に固くなっていたり、むくんでいたりするので手のひら全体を使って全体を揉んでやれば頭の重さがかなり解消する。
あごの運動
頭皮は血「管」やリンパ「管」がたくさんあるといったが、「管」しかないのでむくみは見えにくく、目立たなかった。一方で首やあごにはリンパ「節」が大量にあり、よくむくんでわかりやすい。
そのため、生理学や解剖学の教科書的には凝りそうな部分はリンパ節だと思うが・・・
図示してみると赤い部分がそのリンパ節がある。
耳の部分であれば軽く撫でるように押してやればいいが、あごや首だとそれが全域になっているので、自分でマッサージするのはなかなか難しい。
そこで、自分としてはストレッチとマッサージを組み合わせている。
1、上を向いたまま口を閉じようとする(正中の喉の辺りが引っ張られる)
2、そのまま、手であごから胸にかけて優しく揉んでやる。
3、首を傾ける角度を高くして、口を閉じ、2を繰り返す。
4、元のリラックスした角度に戻し、耳下から胸に向かって首を撫でる。
これをすることであごのたるみが緩和する。
スマフォを見る人や長時間デスクワークする人に特徴的に出る丸顔。これは性格が温和になったというわけではなく、同じ姿勢でいてなおかつ全く筋肉を使われないところが耳の下から胸元の筋肉に集中しているため起こることだと思う。休み明けに何となく顔がたるむのもそのせいかもしれない。
息をする
じじばばを観察すると空ぜきをしている人を見かけることがある。一つにはあまりいい環境で生活をしていないことがあげられるが(例えば、生活している部屋が掃除をしていないためカビに覆われていて常に肺から感染をしている)、もう一つはしっかり大きく息ができていないためだと考えることができる。
息が浅いので眠ったような状態になり、ちょっとした刺激にも過敏に反応するということである。
これは女性や弱っている人にも言えて、放置しておくと意外と厄介な症状を引き起こす場合がある。
これに対処するのは横隔膜を意図的に動かすことではないかと思う。簡単に言えば「深呼吸をする」といってもいい。
自分は息を吐くことを意識している。強制的に肺から空気を除けば自然と強く空気を吸ってしまう当たり前の反射を利用する。
意識してお腹を使って息を吐き、息を吸う。そうするといつもより肺周りの筋膜と横隔膜が動き、肋間神経も刺激される。ついでに、たくさん酸素が入るので、結構もよくなるのでお勧めだったりする。
足を動かす
座り続ける、立ち続けることで体の中ではうまく血液やリンパ液などの水分が循環しなくなる。10代の若い人であっても、これを続けると気づかないうちに気分が悪くなったりするし、急に動くと働き盛りであってもエコノミークラス症候群が示すように血管が破裂して病院送りになったりする。
同じように足のむくむ人や腎機能が弱い人に共通しているのが、ふくらはぎ、太ももの循環に問題があるのだと思う。これは太い細いに関係なく、足の筋肉を部分的にしか動かしていないことが関係している。適度に運動をして細くともしなやかな筋肉がついている人にはそういった事はない。
意識してやる動きは至極簡単で、2つある。
1つはスクワット。ちゃんとうんこ座りまでして立ち上がればいい。できない人は何かを掴んでゆっくりやればいいと思う。
もう一つは足上げ。太ももを上げてそこから足先を太ももの高さまで上げてゆっくりおろす。お尻と太ももの裏(ハムストリングス)が引っ張られるようにしながら足をおろす。
意外とやらないのは足上げで、座り仕事が多い人にはかなり効果がある。10回くらいやればおしっこがドバーと出る人もいる。
終わりに
こんな感じで5分くらい時間を取って予備運動すれば意外と楽に朝を迎えたり、仕事や授業を始動することができる。
ほんの少しだけむくみを取ることで、代謝、循環不足が解消され、ちょっと楽な気分で動き出すことができると思う。
ダメ元で試してみる価値はあるんじゃないかな?
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