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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

やば~い、スランプだ!

今月はやっと余暇時間が取れてきて、さぁお絵かきだ!…と思ったんだけど、うまく筆が進まない。どうしようか考えた記事

(今週の一枚)春の兆し(マーガレット🌸)

 

 今年初めに目標を立ててから早2か月強、色々あって予想を超えて家で過ごす時間が極端に減ったため、なかなか創作活動に入れなかった。

 その色々をどうにか片付けてやっとこさペンタブを握ったんだけど、どうにもこうにも絵が描けない、文章がうまく練れない。色々とイメージが沸くのだけど、それをうまくアウトプットできないのだ。

 お絵かきの方向性は魔法使いポンポコをメインテーマに余裕ができたらそれを広げていこうかなぁなんて思っていた。ストーリーもある程度あるので、それに沿ってイメージを起こして描き込んでいけばいいだけなのだけど、その先が詰まっている。

 そこで、どうしてそうなるかの原因をいくつか考えて解決策を探ってみる。

 

目標高すぎ問題

 ニッペルフはもう9年近く続いているアカウントだ。10年ひと昔、石の上にも3年なんて言うけど、かけた時間だけで物を考えると中堅レベルのアイコンになる。

 その中で、よくできた作品もあればレベルが低すぎて失笑するものもある。技術的に拙い物や一流の人に負けない出来のものもある。では、そんな作品群の中で「今」自分が作りたいものは何かというと、やっぱり一流のものだ。構図が整い、テーマがあり、色彩豊かで、見る人の目を引き寄せるものを作りたい。

 しかしだ、しかし、冷静に自分を俯瞰すると「今」の自分の状態はそんな状態にはないことが分かった。筆先をどう選択したらいいか、ショートカットキーをどうすればいいかと言った基本的な使い方が拙いし、構図やイメージラフなんかもまさに初心者のそれだった。描き方を半ば忘れた半人前の見習い状態になっているのだ。絵師様ではなく画伯(笑)たっだ。

 何枚も描いていればそれなりに思い出すだろうが、初心者が最初から素晴らしいものを作ろうとして何をやっていいかわからず止まってしまう精神状態なんだろうとわかった。現状認識と自分の理想像に惑うとは高校生みたいでちょっとほっこりする。

 大切なことは子供がお絵かきするように、なんか適当に手を動かしたら絵が描けたみたいな描きたいという欲を前提にして、後先を考えず物を作る精神性なんだと気づいた。

 高い目標を設置することはとてもいいことだけど、それに挑む際には小さい目標点を大量に作ってそれを一つ一つクリアする楽しさを感じ、気が付いたら高い目標に到達する過程を見つけていかなければならない。

 高い目標が高すぎてどうしようもないということで、結局何も成しえないというのは悲しい。楽しいことをしようとしているのにできなくて悲しいというのは本末転倒なんだろう。なんか自己啓発本みたいでちょっとキモイけど、誰しもそういった状態になり得るのだから、気が付けただけでも良しとしよう。前進できそうだ

 

創作苦痛問題

 エロ同人CG集作成が進まない。絵は完成した。コマ割りや前後入れ替えみたいな調整は必要だと思うが、後は文章を差し込んでおしまいのはずであった。

 しかし、そこから進まない。これは自分の昔っからの悪い癖で、何か文章を書いて形にするのがとても苦手なのだ。こんな長いくそブログを書いているくせに何を言っているんだと思うかもしれないが、苦手なのだ。

 このブログの文章は自分の考えをまとめたり、気になったことを忘れないようにするメモ書きみたいな側面があり、完成してない物・中途半端な状態だからいいのだと思う。作品にするということはこれらブログ的文章をもう一度まとめて再構成して出すことになるのでとても精神的に疲れるのだ。

 もちろん、このブログみたいな状態の文章で絵に差し込んでいいと思う。でも、せっかく時間をかけて作った絵にこんなつまらない長ったらしいものをくっつけていいのかなぁなんて思うと、もうちょっと面白くしたりエロい気分になるものを入れたいなぁなんて気分になり筆が止まるのだ。

 まぁはっきり言ってエロい文章を書くのが苦痛だというのもある。普通に生きている時のような気分で書くものでもないし、商売の時のように理詰めや相手を見てやるものでもない。自分の興奮を文字にしたり、欲を相手に押し付けるようなものがいい作品だと思う。そういうのを何とかひねり出したいのだが、おチンチン先生がガンガン来る感じを何時間も維持しつつにやにやしながら書くのは大変だと言い換えてもいい。

 ポンポコの絵にしても結局何もしないで時が過ぎるというのが一番怖い。特にエロは3か月ほっぽらかしなのでクソでもいいから絵に文字を当ててお話を作ってみようと思う。エロくなくてもいいからその駄文を元に自己突っ込みを入れつつ製品化しようと思った。

 

時間泥棒問題

 ここ2年くらい移動が多かった。移動中におっさんが狸の絵を描くわけにもいかないし、おっぱいを描いていたら逮捕だろう。アウトプットがしにくい中で癖になっていったのが、インプットだ。漫画だったり映画だったり音楽だったり見たり聞いたりする機会が極めて増えた。

 最初は手慰みの代わりや自分の知らない知識や表現を求めて評価の高いニッチなものやメジャーな作品なんかに手を出してメモを取ったりしていたんだけど、徐々にただボタンを押してぼーっと見聞きするのが癖になってしまった。

 これが本当に時間泥棒で、作品閲覧が無駄な行為に成り下がってしまった。ぼーっと見る分すごい感動なんかはないけど、なんとなく時間を過ごせるので重宝してしまう。気が付くと批判することも褒めることもなく、技術をパクるわけでもない。ただのお客になっているのだ。創作するうえでこれはやばい。

 趣味で何かをするということはエネルギーを消費して楽しいを作り出す行為だ。その楽しいをもっと得るためにもっともっとエネルギーを使ってもっともっと物を作る行為だ。しかし、エネルギーを使わなくてもちょっと楽しいを得ることができることを知るとちょっと楽しいが癖になる。ちょっとしか楽しくないので、なんどもポチポチしてちょっとだけちょっと楽しいを得るために莫大な時間を浪費するスパイラルに陥ってしまう。これは果たして趣味なのかと言うと違う。一種の中毒だ。

 SNSやゲーム課金なんかもその一種なんだろう。これを辞めるのは難しいが時間を使っても大して楽しくないこと、いくらボタンを押してもそんなに興奮できないことを意識できればそこから抜け出せると思う。

 お絵かきが楽しいことを思い出して興奮できれば、このちょっとだけ楽しいは自然とやらなくなるが、それを思い出す期間はちょっと楽しいをちょっと我慢しようと思う。

 

終わりに

 まぁよくあるスランプだ。原因はわかっているし、後は実行するかどうかだろう。

 ここを通り抜ければまた一つ作品ができてニッペルフがよみがえると思うので、楽しむことを思い出そう。自分は快楽主義者なのだ(^ω^)

 

 

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