なんだかんだで8年目。どうにかこうにかやっているけど、今年の目標を考えてみる。
新しい一年が始まってしまった。
2022年から時間的にキツキツが続き、活動を制限せざるを得ない状況が続いている。時間が細切れになってしまい、なかなか集中できる時間が作れない中で、なんとか活動を進めるにはどうすればいいのか悩ましい。とりあえず今年の目標を考えてみることにした。
絵について
まぁ、時間が取れないというのは言い訳になる。簡単に描くとか、わかりやすいイメージを伝えるように複雑な作品構成をしないようにすればどうにかなるのかもしれない。
自分の偏屈なところが出てしまい、どうしても濃い絵柄になる点を変えていければいいと言い換えることができる。
今年はこの点について、もうちょっと気軽に「お絵かき」をすることを意識していければいいなぁと思う。鯱張って「吾輩の作品はゲイジツである！！！」というのは如何にも自分のことがわかっていないやばい人だと思うので、絵を描くことを楽しんで作品を出していきたい。
さて、実際に何を描いて行こうかとすると、前年から取り組んでいる一連のストーリー「魔法使いポンポコ」を進めていこう思う。流れとしてはイモ臭いタヌキが魔女に弟子入りしてすごい魔法使いになろうというお話の挿絵みたいなものだ。試みとしてはちょっと挑戦になるし、飽きない限り少しずつでも続けることができれば一つの自分らしい物語を作れるんじゃないかと思う。
今まで描いたものを使って簡単な漫画にしてしまうのもいいし、ニッペルフの一つの作品群を一つにまとめて再編すれば結構それっぽいものが意外と出来るのかもしれない。
この流れにかじを切ろうと思ったのは理由がある。
一つは、今までの書き方は一個一個の絵に色々なものを込めて、それ単独で作品性や個性を持たせようと四苦八苦した。明らかに自分のキャパシティがオーバーする作品作りだったのだけど、それはそれで面白かったので許容してきた。この作り方自体は間違ってはいないがあまりにもコスパが悪いので、少し気楽になろうということだ。
もう一つは、少し振り返ってまとめようという点だ。何年も絵を描いてきて自分なりに色々な表現ができたと思う。しかし、「これがニッペルフです」というものは結局作ることができなかった。なんとなくどこかで見たようななんとなく個性がない作品ばかりだ。しかし、それを振り返って再編すれば今現在の自分の頭の中のイメージでニッペルフが表現できるんじゃないかと思ったのだ。まぁ、それでもできないかもしれないが、、、
…というわけで、見せ方を少し変えていくことが今年の目標になる。
モノ作りとエロに関して
絵でいっぱいいっぱいなので当面はやることは現状の確認と技術を忘れないようにしよう…程度になる。
モノ作りにおいて、倉庫行になったドラゴンやお城（ジオラマ）を引っ張り出して、写真を撮りなおしてみたり、ArduinoのＬＥＤ制御を見直したり、ジオラマの表現方法を簡単に書き出してみたりして1時間程度でパッとできることを片付けていく感じが今やれる行動だろう。
エロ同人に関しては、絵、セリフ、擬音、ストーリーで一つの作品になると思うけど、絵は完成、セリフ擬音はチェック待ち、ストーリーは簡単にチェック済みで校正待ちとなっている。この作品に関しては、ほぼ完成して一年以上ほったらかしになっている。後回しでいいかと思っていたら一気に記憶のかなたに飛んで行ってしまってちょっとまずい。これはもうすごくゆっくりでいいので、少しでも触る、手を付けることから再開しようと思う。気分が乗ったら販売してお小遣い稼ぎだ。
…ということで、これらに関してはまず再開のとっかかりを作って、情熱の炎が消えないように種火を燃やし続けることが今年の目標になる。
コラボレーションについて
ここではほとんど書かなかったけど、2022年に色々なところからアプローチを受けて、こっそりやり取りをしたり、サブカルプロジェクトに協力するなどの課外活動をした。
2023年にすべての結果が出たけど、大失敗ということになった。作品ができても連絡ができない場合や金銭が発生すると喧嘩になったり、著作権があいまいになってやり取りができないなど問題が多発してげんなりした。問題要件をまとめると、無料ですごいものが欲しい人がたくさんいて、その権利をすべて自分たちが独占したいと思っている人が大半だったということが原因になる。
匿名の契約書を巻かない状態で、相手の誠意を信じて行動してもこちらの善意は全く通じないんだなぁとがっかりした。やり取りするのは小学生ではなく、どっかの大きな会社の管理職でもダメなのだ。もちろん、個人間だと素敵な人や尊敬できる人はいたんだけど、グループや組織単位になるとどうしても変な感じになる。これからこういった活動をやるとしても、仕事として契約を取るか、日ごろから関係が結べている人に限定してやることになると思う。
…ということで、これについてはしばらくお箱入りにしておこうと思う。
SNS利用に関して
実はこの点はかなり迷っている。自分の作品を自分の中で完結させるのはニッペルフ的にあまり意味がないので、どこかに発表したりたくさんの他者の目に晒すことは重要な同人活動の一つになる。しかし、次の記事に書こうと思うけど、SNS、特にX（旧Twitter）の利用がかなりシビアになっていて、ここ数か月、意図的に書き込みを減らしている。
イーロンマスク就任直後はかなりいい感じになったけど、それ以降のバランスがかなり悪くなって、X全体のコントロールができていないいわば無法状態になっており、ちょっと今使うのは危険だなぁと思ったからだ。
また、一昨年あたりから徐々に拡大している示談ビジネスが少し不穏な状態になっているため、少し様子を見たいということもある。
いずれにせよ、コロナ禍後に全世界的にSNSの使用におけるルールが大きく変わり、匿名性がとても薄くなってきているので、こういったものの携わり方が大きな岐路に立っているのを肌で感じている。
別のプラットフォームも物色中なので、ちょっと方針については流動的な状態だ。
…ということで、これに関しては「様子見」でむやみに動かないことにした。
終わりに
飽きっぽい自分がこんな長い期間、趣味を持って活動を続けることができた。自分にとっては金字塔だけど、それを象牙の塔にしないために少し工夫する必要が出てきたと思う。
楽しんでお絵かきを続けていきたいものだ（＾ω＾）
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