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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

3DCGを作ってみよう その17

ちょっと時間が作れず停滞気味の創作活動だけど、計画だけは順調に膨らんでいるのでそれをまとめてみる。

(今週の一枚)月の使者(pixiv

 

 前回ではドラゴンの完成から背景作成へと進み、上物が完成してこれをどうセットするかを考えていった。

 今回はそこから色付けやLEDなどの効果についてどうしようかと考えて、実際に道具や部品の購入についてをまとめてみようと思う。

 

背景を作る

 地面と川の岸を作って上物を乗っけてみたんだけど…

 いくつか問題が発生した。

 一つは城と門が白すぎてサチレーションしてしまうくらい光を反射することである。石こうに小さな砂を混ぜて壁の強度を上げたんだけど、肝心の見てくれが悪くなってしまった。そのため、塗り直しということでジェッソを使って下塗り→石の間の色塗り→岩の色を塗る→ドライブラシで加工という感じにしてそれなりの立体感を出すことになった。

 色はアクリル→水性の絵の具を使って塗ることになったが、これらの絵の具は薄く塗って綿棒やティッシュで軽くたたくと周囲に広がってそれっぽい汚しになるのは発見だった。エアブラシで一気に塗るのも手だけど、手塗りの良さはこの辺にあるのかもしれない。

 次は縮尺が間違っていたことである。やべぇ~って感じなんだけど、今更どうしようもないので、強引に配置することにしたけど、こういうものを作るときは配置に余裕を持ってやったほうがいいのかぁと思う。

 その次は地面の状態についてである。肉眼で小さいと思った金魚の床用の砂を最初に使ったんだけど、ジオラマ的にはまだまだ大粒だったようで、次善策として畑用の土(栄養素無し)をよく乾かしてボンドと水に溶いて塗ることになった。その上でエアブラシ塗装や草や石など微小オブジェクトを配置すればそれっぽくなるのだろう。

 今回、足踏みしてしまった原因は大きさの感覚がジオラマ用にうまく解釈できていない点である。

 これについては「慣れ」が一番大切なんだろうけど、一発目から大きいものを作ったこともよくなかったんだろう。

 とりあえずリカバーできる程度の失敗なのでなんとか進めることにする。

 

LEDについて

 手持ちのLEDは電灯に使用したり挿し芽を育てるのに使ったシートタイプのオレンジLEDだけだったので、とりあえず小屋の煙と室内の明かりにセットしてみた。

 煙の中と家の中に配置して部屋を暗くして撮影してみると、一応それっぽいイメージの写真は取れることができた。

 ただ、問題があって、たった2つ置くだけで銅線が4本(並列接続)で電池ボックスとスイッチを配置すると結構な場所を取る点である。一応背面にセットする予定であるが、たった2つLEDでぐちゃっとした感じになった。もし、多数を配置する場合は、もっと小さなLEDを効率よく配線しないといけない。

 あんまりお金を使いたくなかったので、アリエクスプレスを利用すると、1つ0.7円くらいの平面実装用のLEDを爆安で買うことができた(0603と1203の各色合計1000個くらいを買ったので使いきれない(;´Д`))。

 何色もあって数もたくさんあるので夢が広がリングするが、配置や発光方法を検討する必要ができてしまい悩みの種となった。

 

電子工作の検討

 LEDや電気で動くギミックをちょっと配置すればジオラマのそれっぽさが格段に上がることは当然のことである。鉄道模型を例にとれば、動かない列車よりボタン一つで線路の上を電車が走るもののほうが格段にかっこいい。

 今回は動体を入れることはやめておくが、少なくともLEDをお城、家と配置して、ドラゴン登場後にはドラゴンの炎、魔法使いの魔法に充てることを企画している。

 …計画しているが、問題があって、先ほど書いたようにその制御が難しいという点である。単純に直列につないでボタンポチッだとこの発光が逆に胡散臭いものになる。絵を描く際のエフェクトと同じでこれ自体が出しゃばりすぎると作品そのものが陳腐になるのだ。そのため、発光方法をコントロールする必要が出てきた。

 もうちょっと詳しく書くと、問題は電源と電圧制御である。電源についてはできれば電池、しかも充電できる奴がいい。電圧制御はぴかっと光るもの(魔法)と波状に変化する(煙や火)ものが欲しい。

 それを考えると、一番簡単なのはマイコン制御になる。

 これもアリエクスプレスでごちょごちょ探すと、Arduinoという汎用性基盤が格安で売っていたので、これを中心に電源の充放電の制御とLEDの出力制御をいっぺんにすることにした。

www.arduino.cc

 字面はすごくかっこよさそうであるが、やることは単純で、やりたいことを決めたら、部材を集めてはんだ付けして、誰かが書いてくれたプログラムをArduinoに入れて動かすだけである。

(小さいArduino Nanoを買った ~500円/個)

 動くかどうか、壊れるかどうかといった不安があったが、アリで格安でその辺の素材が買って、少し多めにそろえたのでいくつかぶっ壊してもどうにかなるだろうと思う。

 

各種部品購入に関して

 先週の記事でアリエクスプレスを使ってことについて書いた。欲しいものが安く手に入るが、やはり時間がかかるし、Amazonのように返品保証もない(あるにはあるけど煩雑)。自分で交渉しないといけないのは何とも面倒だ。

 今のところ倍くらいの値段ならパッと手に入るAmazonで買うのがいいけど、やっぱり量と安さでアリも捨てがたい。

 この辺はどの程度専門知識を集めて、何が必要なものか、どうすれば組み立てることができるのかを理解する必要があるので、ちょっとした冒険になる。

 外せないものは国内産の高い奴、汎用品は国内通販、手に入らないものや本当の消耗品はアリで買うのが今のところのベストな方法なんじゃないかと思った。

 

終わりに

 考えてばっかりでなかなか手が動かせなかった1か月だったけど、これからは何とか再開して完成までもっていきたいなぁ

 …なんて悠長なことを言っているといつの間にか1年たってそうである(^ω^)

 

 

 

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