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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

3DCGを作ってみよう その18

本当にちょっとずつしか進まないジオラマ作成、とりあえず進んだことや予定を忘れないように書いておこうと思う。

(今週の一枚)廃墟も月の賑わい(pixiv

 

 なんだかんだでなかなか時間を作ってジオラマ作成のために少しずつ計画を立てたり、道具を集めたりしている。今回はジオラマの作成進行と作ったものなんかをまとめてみようと思う。

 

舞台のイメージ

 計画では縮尺1/72として、お城周りの一部分を作って撮影をして、それを破壊してドラゴンの登場を演出しようという計画を建てた。ぶっこわれたものを最初から作れれば一流なんだろうけど、正直に言ってイメージができなかった。そこで面倒でも一旦普通の状態を構成して、そこを物理的に破壊してみればそれっぽく作れるんじゃないかという計画になった。

 

 具体的にはお城、馬小屋、お家、堀としての小さな川や木と草などのオブジェクトの作成を想定した。このセットに煙や松明の光などのエフェクトを加えるとことで表現力を上げ、それっぽいジオラマを作ろうとしている。また、その建物に対して人や馬を配置することでドラゴンが突撃する前後の環境を作ろうと考えている。

 これを作るためにエフェクト用のLEDの電子制御、オブジェを作るための道具作りが必要だとわかった。また、人馬に関しては樹脂粘土で作るか、既成のものを利用するかが懸案となった。

 

実際の進行

 前回からの続きで、地面に穴を開けて配線用のストローを通して、その上に建物を配置することにした。

 なんか水道管敷設しているみたいで中世のイメージがぶっ飛ぶ感じがする(;´Д`)

 この管を切って建物の中にLED付きの電線を配線することになり、土台の下にマイコンArduino)と電池を敷設することにした。

 今のところ、建物を固定し、接続部に土を塗り、木や草をはやして一応それっぽくなっている。

 状態としてもう少し一体感を持たせるために蔦や塗りこみが必要だと思うけど、最低限のものは作れているので、時間があればこれにもう少し加工を加えることになると思う。

 

LEDとマイコン

 マイコンArduinoを使うことにした。ラズパイでもいいかと思ったけど、ちょっと高かったのでこっちを選択。制御ソフトはフリーで入力してPCから書きこむ。C言語の亜種でbasic程度ができれば誰でも使えるようになっている教育用のアイテムらしいので、結構簡単に入出力ができた。問題は出力に関してどのくらいの数を出すかというものと、それを維持する電池をどうすかということになった。

 どうしようかと悩んだんだけど、リチウムイオン電池の18650を使うことにした。型落ちジャンクノートパソコンがあったので、これをばらして元気だったものを使うことにする。

 普及したリチウム2次電池で、LED一つの電流量が20mAとめちゃめちゃ少ないので、充電機能をつけるかは悩みどころだが、時間があれば端子を作ることにした。

 この電池からDC12V基準で配線をすることけど、5つLEDのラインを作って家に1つ、門に2つ、城に2つ配置することにする。悩んでいるのは、この5つのラインを並列化して繋ぐか、いくつかの信号・回路に分けてArduinoから命令を出すかという点である。

 せっかく作るんだから、それっぽくバラバラの光り方をして雰囲気を作りたいし、ドラゴン出現時の炎などのエフェクトにも使いたいので、一つのArduinoだとちょっと回路的に重たくなるかなぁと思う。2つマイコン突っ込むのも手だし、1つでうまく回路を組んでも作れそうなのでどういうプログラムと抵抗回路を作るかちょっと悩んでいる。

 

草撒きマシ~ン★

 ジオラマ作成において草の存在は結構重要である。岩や土、水たまりなんかがそれっぽいギミックになるし、中世のヨーロッパというとなんとなく殺伐とした荒野なので木や草なんかはないほうがいいかと思ったが、全体にグラディエーションを作ろうと思うとやっぱり植物は重要だ。

 そこでNゲージを参考にすると、草は既製品の草むらを購入して植えるか、プラスチックの小さな棒に道具を使って帯電させてジオラマに撒いてゆく方法がある。

 ここではせっかくDIYしているので、草撒き機(帯電させる)を使ってみようと思って作ってみた。

  

 この機会の原理は至極簡単で、高電圧を作って、電位差でプラスチックに帯電させつつグラウンド方向に撒いてゆくと直立するというものである。

 アマゾンで買ったイオン発生装置(1000円)を使う。回路としては簡単で、

家のコンセント(交流100V)→AC/DCアダプター(12V)→イオン発生装置→回路終

となる。イオン発生装置からは別途で高電圧線が出ていて、それをプラスチックを受ける金網にくっつける。グラウンドは回路終端から引っ張ってそれを地面につけて高電圧側からプラスチックを誘引して直線状にプラを立たせるという仕組みだ。

 ついでで、並列に振動モーター(お手製)をくっつけて、スイッチオンでブルブル震えながら草を撒く装置となった。

 検証として、機械なし/ありでプラを振りかけてみたら、「あり」でうまく草っぽくなった(写真だとちょっとわかりにくいかも)。

 問題点もあって、金網(高電圧)とグラウンドとの距離が恐らく10cm程度離れるとプラがうまく立たなくなる点だ。すでに建物を配置したり、撒く場所が変形していると機械との隙間ができてうまく撒けなくなる。

 まぁ何万円も出して買うと躊躇するけど1000円+αくらいの出費で作れるのならまぁいいかぁという感じである。

 

キャラの型

 このジオラマでは、人(兵士とドラゴンに反撃する魔術師)、馬、ドラゴンがキャラクターとして配置する予定である。ドラゴンはすでに完成しているから、1/72の人と馬をどうするかが懸案となる。

 このドラゴンと対になるものをどのくらい作りこむかはちょっと悩むんだけど、数センチの人を作りこむのはちょっと無理なので既製品を改造しようかと思う。

 どこで買ったかよく覚えていないんだけど、兵隊人形セットである。100体くらいあるのでこいつを切ったり張ったりしていくつかの人形を作ってみようと思う。

 馬に関しては樹脂粘土で作ってみたけど…

 馬というより、UMAになってしまった(-_-;)

 ちょっと作り方を考えないといけない…

 

終わりに

 …ということで、ゆっくりとした進みだけど、とりあえずは進んでいる。いつ完成するかは謎だけど、ちょっとずつできればいいかなぁ(^ω^)

 

 

 

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