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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

秋の描き方を求めて

季節の絵を描こうとした際、難しいのが秋の趣である。いったいどうすれば秋っぽさが出るのかボチボチ考えてみた。

 

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(今週の一枚)いい匂いをプレゼント(pixiv

 

 秋を描こうと思ってもなかなか心象の中で思い描くものにはならない。これはひとえに腕が伴わないことが原因なんだけど、何とかそれっぽく描いてみたいと思う。そこで秋を描く上でどういった状態が秋っぽいものなのかを分けて考えて、それをメモしておこうと思う。

 

色から見る秋

 秋の色と言えばなんだろうか。自分がぱっと思いつくのはオレンジ色である。でも実際の秋の公園を歩いたり写真を見てもオレンジ一色ではなく、茶色かったり黄色かったり、むしろ緑色のものが多かったりする。これはおそらく春と比べて秋特有の色が多いことが原因で、別の季節との比較で目立つ色があるということなんだろう。

 では、その秋に比較的に多い色と言うのはどのような色があるかと言うと、組み合わせを考えて比較的黄~赤で暗めの色が多い。一方で、彩度は高めになっており、落ち着いた配色の割には全体的に明るい印象を受ける。

photoshopvip.net

 様々な花が明るく咲いているにもかかわらずこういった配色になるのは紅葉や落ち葉のイメージがとても強く、緑の少ない都市部でもそれに合わせた装いになっている。

 

太陽光から見る秋

 秋と言えば肌寒く、太陽の光が弱い印象がある。確かに日照時間は短いが単位時間当たりの日照量自体は比較的多い。そのため、冷たい空気の中で、日差しが当たる部分では暖かいスポットが誕生する。絵や写真として見るとコントラストが強く映るのはこの太陽光が真上からあたるのではなく、傾いて影を作り、その光が短時間で強く当たっているため、印象の強い映像を我々が記憶する機会が多いからだろう。

www.jma.go.jp

 つまり、寒々しい舞台の中で、ある一部分だけは舞台のスポットライトが当たるように輝き、それを目指して色々な生き物が集う一種不思議な空間を天然で作り出せる可能性があると言える。

 変わりやすい天候も相まってほんの一瞬ステキな空間を作るともいえる。 

 

服装から見る秋

 気温が朝と夜で10度以上変化し、同じ時間であっても日差しの有無で気温がさらに10度前後異なるため、色々な服装のパターンを考えることができる。

 外に出て散歩するなら冬のような姿となり、マフラーで首を防御しつつかなり防寒に重きを置いた格好になるが、家の中やお昼近くで日が十分に当たっている所なら半袖でラフな格好もあり得る。

 つまり、秋の服装はそれ自体が舞台衣装だけでなく場所の状態も教えてくれることになり、暖かい雰囲気なら少し軽めの格好をして、寒々しい気配を出すなら重たい恰好をして舞台を強く演出することができる。

 他の季節ならその季節特有のコーデをしたり、季節をイメージする衣装があるのだろうが、秋は比較的自由になるのではないかと思う。

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 現代風のおしゃれ衣装ならここ数年ゆったりした気崩しが主流になってきたが、逆に学校制服やフォーマルな衣装はしっかりと形通り着る傾向になってきたので、イメージとしてプライベートのON/OFFがしっかりとしてきており、服装が厚くなる秋は描き分ける必要があるのではないかと思う。

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表情から見る秋

 秋と言えばどことなくふわっとした表情が思いつく。春と同じように見えるが、春は「これから新しいことをする」という決意や挑戦の意思が織り込まれているので多少きりりとしたものになると思う。それと比べると秋は「実りの秋」であり、春先からやってきたことがある程度の結果となって出てくるので、多少ホッとしたり、ガッカリしたりと少し落ち着いた表情が見えるのではないかと思う。

 パッと考え付く差は眉毛の作りで、春先は逆のハの字になっているが、秋ごろにはハの字になっていると思う。徐々に眉間の力が抜けてくるような気がする。

 それに伴って瞳の輝きも強くぎらついていたものが穏やかになり、眠る前のぼんやりとしたものになるのではないかと思う。

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 女性のメイク傾向を見ても、秋になると比較的柔らかいイメージを優先してきつめのエッジのあるものよりも、丸みを引き立たせるものが多いので、表情としては怒ているや挑んでいるよりも微笑んでいるものが秋らしい表情なのではないかと思う。

 

風景から見る秋

 秋と言えばどこか寒々しい景色の中で部分的に温かみのある情景を想像する。これは上で書いた太陽光の影響がとても高いと思うんだけど、それを風景にしようと思うといくつかポイントが出てくる。主要な部分で2点あげてみる。

 一つは全体の輪郭を少しぼやかすことであると思う。色で暖色を多めに選択したとしても暖かさや柔らかさが足りない。それをどうにかする方法としては固いものを極力絵から除くことになるけど、絵の都合として人工物を全部なしにするのは難しい。キャラ絵やイラストならならそれもアリかもしれないが、普通に風景画を描こうと思うとそうもいかない。

 …ということで、絵全体をぼかす。焦点をぼかすのもアリだし、厚塗りなら全体のエッジををしっかり描かないとか、落ち葉のモーションを知れて部分的に絵の焦点をずらして全体的にふわっとさせればいいのではないかと思う。

 もう一つは情報を増やすことだと思う。秋の風景を見ていると、春や夏と比べて情報量が多い。風がちょうどいい強さのせいか色々なものが転がっている。他の季節よりも多い。石ころや土、落ち葉やゴミ、落し物が飛んでくるし、その速度が何となく目で終える速度で動く。これをすべて描き込むことができないが、なんとなくぼさぼさっとした書き込みをすればいい。

 例えば、スプレー系のブラシで部分ごとに秋色を吹いたり、ランダム性を出したブラシで物と物の間の隅っこになる部分を塗ったりするとそれっぽくなる。

 全体の情報量が多くなる分、全体がボケる(固有のものが見えにくくなる)と言う現象を利用した描き方になるのではないかと思う。

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終わりに

 ぼんやり描いているとイマイチこれだっというものがつかめない。そこでパーツごとにまとめてみたけど、なんとなく傾向が見えて来たかなぁと思う。

 …まぁ秋ばっかり書いていると飽きるので、そろそろ別のテーマもいいかもしれない。秋だからこそやりたいことをやる…まだまだ先は長い(^ω^)

 

 

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