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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

ちょっとだけ印象的に「つ」

上達したいといっても一朝一夕にはうまくいかない。でも、ちょっと工夫を加えて、ぱっと見の印象は少しでもよくしようと画策してみた。

 

 絵を見ていると、しっかりとした構図やすごい書き込まれた作品がある一方で、墨で一筆書きしたようなササっと描いたものもある。
 いずれも上手な作品を見ると「おぉ」と思うし、才能がうらやましいなぁ|д゚)と思う。こういうのを作りたいとは思うが、もっと楽して印象的なものを作りたいというスケベ心もある。
 だから、ちょっとひと工夫を加えて、絵を描いてみた。

 

  ※目次※

 

「つ」を考える

 いい絵って何だろうと考えると、見やすいというのが一つの大切な要素では…と思った。そこで、ぱっと見で見やすい絵の描き方ってどういうのがあるのかと調べると、イラストの描き方に通じるものがあるみたいのがあって、奥が深い。
 やれフォントとか、パースからアイテムの配置とか、色の選択範囲とかあってすごい。そういう視点で、駅のポスターやネット広告を見ると、あぁプロはそういうのしっかり考えてやってるんだと驚く。
 でも、そういった技術はたくさんありすぎて、さらにセンスを問われるので、それを使い切る自信、というか全部覚えていられないと思う。
 そんな中で、やりやすいエッセンスはないかな?と見てみると、わかりやすいのは「つ」の意識じゃないかと思った。

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 この落書きを見て、まずどこに瞬間的に目が行っただろうか?

 現代人は図の赤矢印が示す「つ」を書くように視線を動かすらしい。また、じっと見る人はさらに白矢印のように、さらに渦を巻くように視線を動かすそうだ。もちろん、これは全ての人には当てはまらないが、一つ参考になると思う。
 そこで、イラストの追加要素や構図を考えると、

  • 赤の部分はなるべく開ける(視線が引っ掛からないように)
  • 紫から黄の部分は何か置く(視線をここから下に下げないように)
  • 水色の部分は少し大きめなものを置く(視線をここで止めるように)

みたいなことを考えられるのではないかと思った。

 

試しに描いてみる

 今週はこれに沿って試しに描いてみた。
 左は先週Pixivに投稿したもので「つ」を意識して、右はそれを比較用に反転させて「く」みたいな視線誘導を作った。

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左絵と右絵はどちらが見やすいだろうか?
・・・たぶん、ちょっとだけ左のほうが見やすいような気がする(プラセボ効果的かな?)

 

発想を逆転してみる

 また、逆に、最初に赤い部分に最初に目が行くなら、そこに一番見せたいものを突っ込むのがいいのではと思って、キャラクターの顔を赤の部分付近に配置してみた(オーバーロードアルベド、キャラのみ完成で、その他追加は後日予定)。R18含むアカウントに投稿

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 絵の出来は置いておくとして、真ん中におっぱい!視点の始まりにキャラの顔で、視線を縫い付けようとしてみた。「つ」を考えると、悪い絵になるが、見にくくする、強引に視点を止めたので、少しでも印象的になったのでは( ^ω^)・・・
 

 

やってみた感想

 本当にちょっとひと手間だけだったので、すごく楽だったし、なんとなくよくなったかな?程度なので、費用対効果としてはそこそこなんじゃないかと思う。

 なんか足りないなぁと思う時に、こういう豆知識的なものが役に立つではないだろうか?と実感することができた。

 デジタルであれば、作品が完成したとしても、後からレイヤーを追加したり、カラーバランスを変更することができるので、ほんのちょっと切ったり張ったりすることで、さらにいいものに変身できる・・・はず?!

 

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