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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

エロい顔を描こうと思ってもなかなか描けない その3

キャラを描いてもさっぱりエロい顔にならない。不気味の谷を越えたとしても、その先の好まれるエロい顔はどうすればいいのかもう少し考えてみた。

 

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(今週の一枚)王女様が未来の親衛隊を養成中(pixiv

 

 

エロい顔の前に

  先週の続きみたいな感じで、まずエロい顔を見つめるためには普通の顔(好かれる顔)とその動きを考えたほうがいいなぁといくつかの角度を実際描いてみて「変化」を比べることにした。

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 今回の変更した顔は、目について若干リアルよりのまま固定して、その他のパーツはさらにアニメ漫画よりのキャラ造形にして、まず正面顔を描いた。その顔に対して角度の異なる顔を描いていくが、 注目点となるのはあごのラインと鼻の状態だと思う。

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(基準となる正面の顔: 目元を残し大幅に各パーツのバランスを変更した)

 

 正面とそれぞれの角度はある程度整合性を無視し、それっぽさ・見やすさを優先したが、最低限パーツの大きさと縦横比を維持するよう心掛けた。よくあるアニメ的な横顔、斜め45度顔という決まった書体の描き方もいいと思うが、一旦自分の幅を検討する意味も込めて書き出してみた。

 描き方と問題点・注意点を散文的に書いて自分の見返す用メモにしたいと思う。

 

正面顔とあごの上下動

 この角度はまだ決定した描き方になっていないけれど、あごのライン(先っちょ)が最も強調される角度なので、エロ絵の表現幅を広げるためにもこの角度は是非持っておきたい角度の顔だと思う。

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 (首を上下する顔: 左 正面顔、右 そのまま見上げる顔)

 

 これ以上顔をあげると瞳が隠れてしまったり、喉がしっかり見えるので顔がほとんど隠れてしまう。立体としてもさらに一考しないといけないが、瞳の輝きをある程度維持しつつ表情の変化を見せたいなら右の絵の角度が一番いいのではないかと思う。

 描き方としてはあごの先端を意識して、目鼻口の距離を縮め、上方にカーブを作る意識をもってパーツを作ればある程度のものが作れた。

 瞳の比率をある程度崩してもあごのラインが維持されていればそれらしく見えると思う。

 問題はあごと首の付け根で、この顔はデフォルメして首を補足しているが、あごを上げることでその付け根がはっきり見えるが、その描き方でイメージが大きく変わる。右では耳元まで接合部を残したが、そこを一気に削ってさらに見た目重視にしてもいいかもしれない。

 

斜め顔で首を横にターン

 顔をいろいろな角度から見ると様々な凹凸があり、さらに上下左右と3次元的に首が動くとすべての位置での表情を描き切ることは当然できない。ある程度動きの幅を固定して一番きれいに見せられる表情を決めなくてはならないと思う。所謂キメ顔であり、これを中心に表現を広げられるので重要な中心となる。今回はあごのラインと鼻の状態を正面顔と角度のある顔は異なるものにしようと画策したため、斜め顔と言うのは自分的に結構難しくなって、これだっという「決め顔・決め角度」がまだ見つからない。

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 (横に角度のある顔: 左 30度ターン、 右 60度ターン)

 

 描き方としては左右ターン30度までならすべてのパーツが輪郭の中に納まっているので、正面顔を横目にパーツのバランスを見ながら描けばそれっぽいものは描ける。しかし、それを超えると鼻と口が輪郭からはみ出るので、バランスが大きく崩れてしまう。それっぽく描く方法としては鼻の穴を出来るだけ描かないようにして、立体感をごまかしてしまうことだと思う。そのため、残る問題になるのは鼻の高さになる。

 5、10、30度については問題ないのだが、45、60度となっていくと、鼻の凹凸が強調されてしまうために、どう描こうとまったく違う顔になる。正面の顔とその他を別々に作るにしても、ある角度ごとで異なる顔パターンを作るのかは悩ましい。

 シーンごとに登場を制限するか、左右の角度を固定して上下に振って表情を作った方がそれらしいものが作れるかもしれない。この点はまず決め顔を作って、そこから動かし方を確認したほうが表情に幅が作れるし、基本となる決め顔が栄えるので、要検討となった。

 

横顔とアゴの動き

 無意識に人が上を向くときどう体が動くかと言うと、あごをそのままにして頭蓋骨部が傾く。つまり口が開く。そういった意味で、スムースな顔の上下動を考えると(首とアゴ)から(頭)が動くパーツと考えてもいいかもしれない。

 それが最もわかるのが横顔だと思う。

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(横顔: 左 まっすぐ横から見た顔、 右 口を開いて上を向く顔)

 

 横顔は斜め顔からさらに鼻のラインが強調され、あごのラインもしっかり分かるようになる。かなり特殊なものになる。

 描き方は目尻からあご先に線を引いて、鼻側を表側、耳側を側面として2面あることを意識しておくことである程度楽に描ける。目の横幅については若干幅広のインチキになっているが、瞳を意識するとこの程度の大きさにした方がおさまりが良かった。また後頭部も大きさを盛っていて、デカい頭にすることで表面と側面バランスを取ることにした。

 問題は口を開けて頭を上向きに傾ける際に面白みが全くなくなる点である。舌を出したりオブジェで強調するのもアリだが、表情が消えるので、若干角度を付けて(右上だとあご下を見せている)立体感を出して、表情を作れるようにした。ただ、どこまで角度を付けるかはわからなかった。

 瞳の輝きを残すとしても中心点は明らかに口と鼻に移るので、表情よりも別要素(擬音やせりふ)でカバーしなくてはならないかもしれない。

 

俯瞰とアオリ

 男目線から見ると、小柄な女の子は当然俯瞰的視点から見ることになるが、その際、女の子キャラの消失点は下方になり、ただでさえ盛った髪の毛が膨れ、尖がっているあごが(`・ω・´)シャキーンとしてしまう。

 一方見上げるような視点から見ると、隠している鼻のラインがしっかりと見えてしまい、違和感が際立ってしまう。

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(視点を変えた顔: 左 アオリ斜め顔、 右 俯瞰斜め顔)

 

 視点を意識した顔作りは印象的な一枚絵を作るためにも、決め顔を選ぶにもかなり大切なポイントだと思うが、今回、正面絵を特徴的にしたため、その影響をもろに受けるのもこういった視覚的に角度のある顔になってしまう。

 一応の描き方として、アオリではあごのラインをなるべく強調しないようなポジションを選んでなるべく鼻の穴が目立たないようにするとそれらしくはなり、俯瞰では思い切ってあごの先端を三角にしてとがらせ、盛りまくった髪で瞳が隠れるので、不透明度を変更することで、目元が見えるようにした(実際はこの角度では瞳は見えない)。

 こうすることでそれらしい表情を作ることは可能であるが、問題点は横軸移動ができないことである。ギリギリの角度を狙ったので、そのバランスは微妙なのでちょっと崩れるとぐちゃぐちゃになる。一枚絵単独などかなり使用に制限がかかるものになった。

 

顔とエロ

 顔単独では痛いか痒いか気持ちいいかはなかなか判別はつかないが、テンプレートの顔を作り、それに肉付けすることである程度の「変化」を作ることはできると思う。その「変化」をエロやその他の感情の起伏とすることができれば、エロい顔になるんじゃないかと思う。

 この記事では顔と動きを「変化」として比べてみたが、これらの顔をさらに組み合わせればさらに大きな「変化」となるので、きっとエロい顔のテンプレートにはなるんじゃないかと思う。

 

終わりに

 やっぱアニメのような顔の方が分かりやすいし、楽に描けるけど、自分的になんか面白みがない。だから、こんな面倒なことをやっているけれど、少しだけ上達の糸口が見えてきたような気がした(^ω^)

 

気のせいかもしれないけどね( ^ω^)・・・

 

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 (とりあえず立ち絵はまだエロくならない)

 

 

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