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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

3DCGを作ってみよう その1

3DCGスゲー!!!作りたい!でもどうやろう?よくわからないので少しずつ調べながら自分なりの3Dアート(笑)を作ってみようと思う。

 

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(今週の一枚)花火を見に地球へ急いで帰る(pixiv

 

 

なんで3DCG?

 自分にはちょっとした夢と言うか細長い計画があって、絵を描いたり小説を作ったり3DCGでアニメのワンシーンを作ったり、Unityでゲームを作ったりして一つの世界観みたいなのを出せたらいいなぁなんてものがある。

 まぁ、「夢」なので儚く散ってしまうかもしれないなぁなんて思っているとドンドン時間が過ぎて、本当にただの妄想になってしまう予感もある。

 …ということで妄想おじさんでご臨終は嫌だけど、全部いっぺんにやるのは無理なので、出来ることをちょっとずつやることにした。今回は絵の延長ということで、3DCGに手を付けようと思う。これは少しずつものになってきたお絵かきをさらにグレードアップさせる計画の一環でもあり、小物や複雑な背景を作ったり、陰影を理解する上で3次元的な視点で物を考えることができれば、もっと絵がうまくなるのではないかという希望もある。特にライティングやエフェクトのかけ方はマンネリ化しつつあるので参考にしたい。また、自分ができる技能で近いところから手を付ければ、それなりの結果が出るのではないかと言う至極当たり前の発想ともいえる。

 

3DCGでできることを知る

  では、さっそく3DCGをやろう!・・・とはいっても、何が何だかわからない。もう少し具体的に何をしようか、何ができるのかを見る必要がある。そこで3DCGでやっていることを調べてみると、思いのほかたくさんのことができると分かった。全部は言い切れないので、大まかだけど代表的なものを書いてみる。

 一番身近なものと言えばゲームなどの画面の中にある立体的な映像だと思う。ゲームに絞って言うと、一見2Dのコミカルなアドベンチャーでもキャラの行動やギミックまで3Dな動きをしており、調べてみるとキャラ作成において3DCGで動きまで作ってから2Dに落とし込んでいるようである。つまり、ドット絵などのゲーム黎明期からある技術以外は多かれ少なかれ画面をにぎやかす画像の大半は3DCG技術を使って作られているらしい。

www.famitsu.com

 同様に写真にしても、映画などの映像作品にしても、デジタル技術と言うくくりでは実写に何らかの加工を加えることで、現実の映像よりもより鮮明で強いインパクトの作品を作ることが現在のトレンドであるらしい。

www.huawei.com

 

 もう一つはデジタルデータから実物を作ること。3Dプリンターに出力をして樹脂を重ねてドールを作ったり、CADデータから旋盤の削り出しで機械の型を作ったりできる。 

cad-kenkyujo.com

 自分としては画面内で動くデジタルデータのイメージが強かったので、3Dプリンター登場以降のこういったアート系との関りには疎かった。フィギュア作成などにデジタルデータと現実を繋ぐ技術が応用されるのは純粋に驚きだったし(今更かよ…)データの枠を超えて新しい遊びの可能性もあると思う。

 

 次にVR、ARなどのような拡張性の視覚効果で、誰かを見たらメガネの端にちょっとしたデータを付けるものから、その人自体が3Dの偽物だったり、そもそも視覚全ての映像が3Dデータにすることもできるらしい。一時期PS4のVRとそのソフトが脚光を浴びたけど、今のところは100%デジタルデータの視覚は手間がかかり過ぎるので、現実に少し3Dデータを混ぜるような形になりつつあるようだ。

www.elecom.co.jp 

 …とまぁ思いのほかたくさんの可能性と色々な技術の見通しがてんこ盛りで面白そうであるが、個人でちょっと遊ぶにはまだ少しハードルがあるのかなぁなんて気もする。

 

まず目標を定める

 自分はアマである。プロが 実際にお金をもらってどうこうとなると、色々○○が必要ですみたいなことになるし、しっかりした作品を作るのならそれこそ莫大な予算と人員が必要になる。ものすごくデカいことをやろうとすると個人では不可能なので、まず何を作りたいかを考えてみると…

 「これだっ!」と言うのがあった。

gamepedia.jp

 ドラクエ1のパッケージみたいにドラゴンと戦う勇者(達一行)のバトルシーンが作りたいなぁと思った。ドラゴンであれば、テンプレートとなる様々な先駆者様もいるし、ドラクエRPGのイメージは自分の中にはしっかりあるのでとても作りやすい。美少女フィギュアやキモいクリーチャの像もいいかと思ったけど、自分にその手の創造性が欠けているので、パクリっぽくなる可能性があるから、それならよくあるお題で自分らしさを出すことにした。

 

 動画にするかは別として、デジタルデータ上にジオラマみたいに巨大ドラゴンと人型がバシバシやっている風なシーンにしたい。構成がうまく作れるようなら、動かして戦わせるのもいいし、データを出力して3Dプリンターでそれっぽい実物を作れるかもしれない。夢が広がりんぐ(^ω^)

 問題はThe Elder Scrolls V: DragonbornやGame of Thronesのドラゴンみたいにコテコテのテクスチャで高ポリゴンみたいにするか、2Dから派生したようなアニメ調のドラゴンにするかなんだけど、実力的にどの程度できるかまだまだ未知数なので、「とりあえずドラゴン」みたいな風体から徐々にアップグレードにして「スゲードラゴン」にすることにした。

 同様にキャラを何体か作り、お城や中世風の街並みを背景として、炎や煙が舞うエフェクトを入れられれば合格とする。

 期限としては2年(2022年末)をめどとして、それまでに少しずつアイテムや知識をそろえて、お絵かきの合間にやっていければいいなぁと思う。

 

道具をそろえる

  こういったデジタル上での作品を作ろうとすると、必要になってくるものがパソコンとそのソフトということになる。ではどんなものをそろえればいいかと言うと悩みが深い。具体的な目標を「ドラゴンと戦うシーン」と定めたので、それに向かってキャラや背景を作っていけばいいが、今のところどうやればいいのか全く分からない。そこで最低限やりたいことができる状態ではなく、少し余裕をもってストレスなく作業をできる環境を目指すことにした。

 

 今回はその1ということでハード(パソコンとその周辺機器)を考える。

 幸いなことに自分はデジタルお絵かきをしているので、ある程度の装備はすでに整っている。photoshopを使ってお絵かきをしている自分の机の上には、マウス(Logicool G402)・タブレット(Wacom IntuosProM)・左手用デバイス(Logicool G13)がすでにあり、入力用のデバイスは十分であると思う。また、出力用のディスプレイも31.5型・24.5型のIPS液晶の2枚でやっているのでほぼ問題がない。ソフトの細かいカーソル設定やパラメータ確認用に補助でタブレット型が必要になるかもしれないが、初めてでそこまでカッコつけなくてもいいと思う。

 外身はいいとして、内部的にはデータの計算と画像出力の計算が重要となる。つまり、ある程度快適な3DCG作成を目指すと、CPU、GPU周りが重要となる。2年前に新調したPCはCPU(Intel i5-8400)Memory(2400Mhz 32GB)で純粋なデータ処理では10GB程度のデータコンパイルを想定してもクロック数的に問題ないが、グラフィックボード(Nvidia GTX1050)がどうしても画面出力でボトルネックとなっていることが分かった。

 こういったPCや部品選びで大切なことは一部分だけ高価なものにしても、他の部品がポンコツだとそれに引きずられて性能が出せないことが多々ある点である。つまり、一番能力の低い関係部品に合わせて性能が決まると言っていい。いままでそこまで描画の出力を必要とした作業をしていなかったので、こういった構成になっていた。しかし、これからアニメーションを含め3DCGをやるなら描画のデジタル処理にかなり負担がかかるので、PCに十分な性能を発揮させようと思うとグラフィックボードの新調が必要となる。

 …と言うわけで、NVIDIA GTX1050→GTX 1660 SUPER に構成を変更した。単純なベンチマークでも4倍程度の計算量になるので、現在のPCの構成としては少しオーバースペックになるが、妥当な買い物になったかなぁと思う。

thehikaku.net

 もし、パソコンや部品を購入を検討されている方がいらっしゃるなら、一番大切なことは部品個々の性能ではなく「性能バランス」であり、もし部品に気を使うとしたら、まずはスタック除けや処理の緩衝用にメモリー量を多くすることをお勧めする。

 

終わりに

 絵の出来と評価が少し軌道に乗ってきたけど、ちょっと作り方がマンネリ化していたので、いい経験になればいいかなぁと思う。まぁ2年かけてどこまでできるかいまから楽しみである(^ω^)

 

 (次回 ソフトをそろえるに続く)

 

 

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