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1週間に1記事を目標にして、考えたことや描いた絵について書いてます。

絵の見せ方の失敗から考える

う~ん失敗した。いい絵がかけた!と喜んで投稿したが、見せ方がアホでその意図が伝わらない可能性があった。この失敗からちょっと考えてみる。

 

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(今週の一枚) 少し寒いが出かけよう(pixiv

 

※目次※

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はじめに

 

 いい絵がかけたと思っても、それは自己満足だったり、その置き場所が悪かったり、そもそも誰もいなければ、その絵は流動性のないゴミデータの塊になってしまう。

 それを避けて、なるべく多くの人に好評いただけるにはやっぱり見せ方の工夫があると思う。

 インターネットお絵かき勢の自分はpixivとtwitterというSNSに毎週1枚何とか投稿して、評価していただいているけれど、今回の投稿ではうわっと思う失敗をした。

 そこで、まずその失敗を示して、じゃあどうしようかなぁというのを書いてみる。

 

今週の絵について

 

 最近動物の絵をピシッと描いていなかったので、ブラシの新調を含めて描き方を例のごとく代えて、新しい毛並みへの挑戦をしてみたところ、ことのほかうまくいった。

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(にゃーん)

 

 デッサン的には大して変更はないが、柔らかい毛並みが自分なりにうまく表現できて、結構ご機嫌だったので、これに合う背景と共に、どこかに出かけるイメージの絵を作った。

 それが記事冒頭のお出かけの絵であるが、暗い室内と明るい外、遠くまで見渡せる外に向かう感じはまずまずなんじゃないかなぁなんて思った。また、光源を中央から上に配置することで、上から下へ視線が向くようにして、動く都度キャラに目が向くようにして、それなりのヘンテコさも作れたと思う。

 

 うむうむ、いいなと思って、SNSに投稿したらその出来はウンコになった。

 

SNSでの表示

 最近、見てくれに興味が出て、16:9の絵であるとか、色を絞って見やすい作品作りとかを模索して、もきゅもきゅ描いてきた。賛否は分かれると思うが、絵に関して言えばどんなサイトでも最初の印象がかなりの部分を占め、ぱっと見てボタンを押したくなるようなものが優れていると思う。

 一旦休憩の意味も込めて、今回はそういうのを無視してふわっとした絵が描きたかったし、描けた。

 しかし、いざそれを投稿して見ると、そういった表示のくくりを無視した作品故に、最初の見てくれ、サムネイルが非常に悪くなってしまった。

 

pixivの場合

 pixivの画像はサムネイルとして、正方形の枠内に縮小、もしくは切り取り後縮小を行う2種類の方法での表示を行っている。

 そのため、基本的にはなるべく縦横比が同一で中心にキャラクターが配置されるものが見栄えよくなるようなつくりになっている。

 また、サムネイル作成時の切り取りは、縦長絵は下部分を、横長絵は中央から左右を切り取るようになっている。

 まぁ、簡単にいえば、絵の真ん中に明るくてかわいい女の子の顔を描けば目立つ作りになっている。

 

 今回の絵はこういった真ん中主義のサムネイルとは相性が最悪で、肝心の下の猫が切れてしまい、サムネイル上ではちょっと太陽が見える変な絵になってしまった。

 

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(他の絵はある程度何かが分かるが、今回のものは意図が全く伝わらない)

 

 もちろん、もう一方の単純縮小によるサムネイル(PCの検索や新着表示)には全体がしっかりの表示されるからいいが、おそらくこれからの継続的なサイト改修でこのサムネイル表示方法が消される可能性は高いので、今後を考えてその評価はしないことにした。

 

twitterの場合

twitter表示については、かなり細かく画像表示がソートされているので、下の記事を参考にしていただければと思う。 

 

nipplelf.hatenablog.jp

 簡単に言えば、投稿の映像は、明るいところ、人物の顔、文字を中心にしたサムネイルに加工されると思っていただければいい。

 そして、こちらのサイトでも明るさを優先する縮小表示によって、残念ながら、猫は見えなかった。

 

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(PC版ではしっぽのみ、スマフォ版に至ってはほとんど何の絵かさえ分からない)

 

絵と表示

 

 折角作った絵の表示に関しては上のように、くそクソand糞だったわけだが、ではどうすればよかったのだろうかと考える。

 

誰のための絵か

 一つはサムネイルに沿った絵を作るという、規格に合った商品作成である。

 どこに投稿するか、誰に見てもらうか、いつ出して、どのような意図で絵を作るかを考えればそれなりの絵も描けるし、それに興味を持った方が評価をしてくれたり、友達になってくれるかもしれない。

 pixivやtwitterと言ったSNSサイトは基本的にアピールすることと欲しい人にほしい情報を届けることができなければ、どんなに労力をかけても何の意味もない、情報拡散が起こらないという面を持っているので、絵を描く際も誰かのことを考えて描かなければならないのだろう。

  自分の思いの発露が絵だとしても、他人に分かるように描かなければ、それは絵ではないのかもしれない。

絵のみが作品とはなりえない

 twitterを見ていると気になることがあって、それは絵を投稿するツイートには色々な種類がある点である。色々な言葉でこれでもかっと言わんばかりに説明して、タグをたくさん張り付けて大量に改行し大きなタペストリー状にしたツイートから、一言もしくは何も発言を書き込まず、ただ一枚、画像データをそこに置いているツイートもある。

 作品に強い自信がある人は何も描かないだろうし、言いたいことがたくさんある人はそのツイート中にたくさん書き込むだろう。

  色々な表現の仕方があるのだろうが、やっぱりツイートの文字を見て絵を見てトータルで面白いものは伸びる。

 これらからわかることは、「絵」そのものの評価と言うより、周辺情報をまとめて一つのセットで評価してもらっているという点である。

 

 今回の場合、自分はtwitter投稿後にサムネのチョンボに気づいて、自己リプライで猫を見て~と書いて補足したが、もっとスマートなやり方としては、絵を載せたツイート内に「猫が隠れています」的な一言を添えるだけで大分印象や猫好きの興味が変わっただろうなぁと思うし、pixivならもうちょっと題名を変えて絵の猫へ意識を向かせればよかったのだろう。

 

極める

 何をどう言おうと、すごい絵はすごい。

 こんな型式や縛りをものともしない作画能力や発想力、知名度があればいいのだ。修行あるのみ!

 ・・・とはいっても、先は長い。(きっと千年くらいかかる)

 

終わりに

 何をちまちま言っているんだ?と思う人もいるかもしれないが、ネットに投稿している時点で誰しも、他の誰かに褒めてもらいたいというスケベ心が当然ある。

 これを隠して生きていくことはできないので、なるべく多くの人見てもらい、評価をいただきたいという気持ちを隠さずに進むべきだろう。

 ただ、それにこだわりすぎるとつまらなくなったり疲れるので、投稿する前にちょっとしたチェックや遊びを入れて他人の気を引こうとする最後の味付けが大切なのかなぁなんて思った。

 

 ・・・人気者への道はまだ遠い(^ω^)

 

 

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