Pixivでランキング入りした。ビュー数は大して増えていないし、キャッチーな物を投稿した覚えもない。何かの間違えではないかと思ったが、うれしいことに事実であった。なぜ急にランキングなどという恐れ多いものに引っかかったかといえば、「うごイラ」を投稿したためだった。このうごイラは一日の投稿数が100作品以下でPixivのメインであるイラストと比べると投稿数が100倍以上の少ない。また、それに伴って閲覧者も非常に少ない。つまり、Pixiv内で若干過疎のテーマであり、そこで評価?された。
この作品はランキング入りすることで、他の自作品よりも閲覧数の伸びがいい。ただ、ランキング経由の一見さんからの評価は必ずしもいいとはいえない。評価やブックマーク数が対して伸びていないのである。また、このランキング内では上位ランカーのビュー数が圧倒的でそれ以外はほとんど閲覧されていないようである。
面倒だと思えば、これから無視してしまうのも一つの手であるが、広告の一種として使うとすると意外と有効に機能するのかもしれないと思う。なぜかというとPixivというサイトにひとつ大きな問題があるからである。このサイトはほぼSNSとしては機能不全状態であり、他者とのコミュニケーションがほとんどとられていない。これは運営側が意図を持って、サイトのコミュニティへ誘導していないこともあると思う。また、管理側がほとんど意志を持っていないので有名な作者にのみ閲覧者が集中して、いくら美しい絵であっても、何らかの営業を行わない限り、ビュー数がまったく稼げない。この状態でより多くの方に作品を見てもらうためには、他の場所での営業や知名度を得てそれを利用する以外方法は内容に思える。そのため、つまり、SNSを詠っておきながらなかば絵の倉庫のような状態になっている。この問題はサイト自体が極端に大きくなってしまった現在ではほとんど変化させることは難しいと思われる。この認識があったためん、広告、宣伝にはまったく使えないだろうと思ってた。しかし、エロであるとか今回のうごイラのような半ば過疎のシステムを利用して、ビュー数が増える可能性がある。このような「穴」はシステムが非常に未完成な状態であればまだまだあるはずなので、少し真面目に調査してみると面白いかもしれない。
「穴」は見つけて突っ込むから「穴」なんだろう。
【オリジナル】「みかんの中身」イラスト/ニッペルフ [pixiv]
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